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私は40歳ですが、転職して3か月で会社を辞めてしまいました。
短期離職すると再就職はできないのでしょうか?
実は僕も2か月で会社を辞めた経験があります。
しかし退職して2か月後に再就職できましたよ。
僕の経験をもとに、どうすれば再就職できるか詳しく解説します。
本記事の内容
- なぜ短期離職は転職市場で不利になるのか詳しく解説します
- 短期離職をしないためにはどうしたらいいか解説します
- もし短期離職をしてしまったら、どうすれば再就職できるかを詳しく解説します
本記事の信頼性
転職市場において、短期離職は不利になるとよく言われますよね。
それではなぜ短期離職が不利になるのでしょうか?
企業の採用担当者は、短期離職をした応募者についてどう考えているのでしょうか?
結論から言うと短期離職は転職・再就職では不利になります。
しかし短期離職をしても再就職はできますよ。
それではどのようにすれば再就職できるのでしょうか?
僕の2カ月での短期離職と、6回の転職・再就職経験及び採用担当者として100名以上の採用経験をもとに詳しく解説します。
目次
なぜ転職・再就職で短期離職は不利になるのか
40代50代の転職・再就職活動は依然として厳しいものがありますね。
特に会社を突然解雇されるなど、やむにやまれぬ理由で再就職活動を行っている方は、なかなか採用されずに先が全く見えないことも多いと思います。
そんな時に運よく採用されると、希望条件を満たしていなくても妥協して入社を決めてしまうこともありますよね。
実際に僕も経験があります。
半年くらい再就職活動を行いましたがなかなか決まらずに、何とか年内に決めようと年末に内定が出た企業に入社を決めました。
しかしその企業がとんでもないブラック企業だったんですよ。
短期離職は避けたかったんですが、このままではメンタルがやられると思い2カ月で退職した経験があります。
退職後に僕は運よく2か月で再就職できましたが、やはり条件は良くなかったですね。
ブラック企業の見分け方については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代転職活動でブラック企業を見分ける方法
短期離職とはどのくらいの期間をいうのか
それではどのくらいの期間で離職すると短期離職者としてとらえられてしまうのでしょうか?
最近は若手社員でもキャリアアップのために2~3年で転職する方も増えてきています。
しかし一般的には2年以内に退職をすると短期離職者として認識されることが多いですね。
40代50代の応募者ではひとつの企業に10年以上の在籍期間があり、1社だけ2年以内に退職した企業がある場合は、「何かよっぽどの事情があったんだろうな」と考慮してもらえる可能性もあります。
しかし2年以内の離職が何件もあると、採用してもまたすぐに退職するのではないかと判断されますよ。
ポイント
入社して2年以内の離職はできるだけ避けよう!
採用担当者は短期離職を繰り返す応募者をこうとらえる
40代50代の転職・再就職活動では、退職理由の伝え方が採否を分ける大きなポイントになります。
なぜなら採用担当者が採用にあたって懸念することは、採用しても短期間でまた転職されてしまうのではないかということだからです。
短期間で転職を繰り返すいわゆる「ジョブホッパー」ですね。
そういう応募者は、せっかく採用しても同じ退職理由ですぐに辞めてしまうと推測されるわけです。
採用担当者とすれば、採用した応募者が会社に定着して活躍してくれることを一番重要視しています。
なぜなら採用した社員がすぐに退職してしまうと、採用担当者の責任になりますからね。
ポイント
採用担当者は短期離職を繰り返す応募者を一番嫌う!
面接での退職理由の伝え方については下記の記事を参考にしてください。
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40代50代で解雇されたら転職活動で退職理由をどう伝えればよいか
短期離職をしないためにはどうしたらいいか
短期離職が転職活動において不利になることは理解いただけたと思います。
それでは短期離職をしないためには、どうしたらいいでしょうか?
まずは転職・再就職活動がうまくいかず、なかなか内定が出なかったとしても、あせっていわゆるブラック企業に入社してしまわないことですね。
またブラック企業ではなくても、あなたのキャリアが活かせないポジションで採用されないようにすることです。
徹底した自己分析と企業分析をしよう
それではブラック企業や、あなたのキャリアが活かせない企業に入社しないためにはどうしたらいいでしょうか?
結論から言うと徹底して自己分析と企業分析を行うことです。
転職活動は、ビジネスにおいて重要なマーケティング活動と同じです。
そこでマーケティングの基本であるマーケティングの3Cの視点で、転職活動の考え方を解説します。
マーケティングの3C3C分析(スリーシーぶんせき、さんシーぶんせき)とは、企業のマーケティングなどにおいて、顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の観点から市場環境を分析し、経営戦略上の課題を導く分析ツールのひとつである。
出典:Wikipedia
マーケティングの基本は、顧客がどのような商品・サービスを求めているか、自社の強みは何か、顧客にどのような価値提供できるかです。
転職活動においても自社(自分)顧客(志望企業)をよく分析することが大切です。
あなたが志望する企業は、採用予定者に対して何を求めているかを明確にすることが大事なんですよ。
企業分析目的
- 選考通過率を上げるため
- 企業とあなたのキャリアのミスマッチをなくすため
- ブラック企業に入社しないため
企業分析の目的は入社後のミスマッチをなくすためです。
企業分析をしないで運良く採用されたとしても、入社してから「こんなはずではなかった」と失望することも多いですよ。
そうならないためにも企業分析をしっかり行い、あなたのキャリアが十分に活かせる企業かどうか調べておきましょう。
企業分析については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代転職活動での企業研究の方法3選
もうひとつの企業分析の目的は、ブラック企業に入社して短期離職しないためです。
40代50代での転職はなかなか採用されないので、あせって入社を決めてブラック企業に入社してしまうことがよくあります。
実際に僕も経験がありますよ。
ブラック企業に入社して短期離職を繰り返すという最悪のパタンにはまってしまうこともありますね。
転職サイト等に掲載されている企業の求人詳細には、良いことしか記載されていないことが多いですよね。
求人票以外からも企業情報を取って、企業の実態を知ることが大事ですよ。
自己分析についてはまずは、自分の能力(仕事におけるスキル)興味(やりたい仕事)価値観(ゆずれない条件)を整理しましょう。
整理をしたら、それを言語化しましょう。
具体的にあなたの方向性と目標を明確にすることです。
そのためには、あなたがやりたいこと(WILL) 、できること(CAN)、やるべきこと(MUST)のリストアップを行います。
WILL、CAN、MUSTを明確にすることが、レジュメ、面接での志望動機につながりますよ。
WILL、CAN、MUSTの重なった部分があなたの目指すべき業界・企業です。
最後に自己分析と企業分析の結果をふまえて、応募先企業を選定しましょう。
あなたと応募先企業のミスマッチをなくすことが、短期離職を防ぐことにつながりますよ。
ポイント
徹底した自己分析と企業分析が入社後のミスマッチと短期離職を防ぐ!
自己分析の方法については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代の転職活動には自己分析が必要な3つの理由
短期離職をした場合は転職エージェントに相談しよう
転職・再就職活動を始めるにあたって、何をしていいかわからない方もいると思います。
そんな方には、まずは転職エージェントを利用することをおすすめします。
なぜなら、転職エージェントのコンサルタントは転職活動の進め方から、自己分析の方法、応募書類の書き方、面接対策まで行ってくれて、さらに求人案件を紹介してくれます。
転職エージェントの案件は比較的ブラック企業が少ないですよ。
転職エージェントの求人が転職サイトに比べてブラック企業が少ない理由はビジネスモデルの違いです。
転職サイトは、求人を掲載したい企業に営業して求人広告を集める業態です。
そのために求人広告を掲載したい企業から依頼があれば、よほど問題のある企業以外は広告を掲載します。
それに対して転職エージェントは、採用が決定したら採用者の年収の30%前後が採用企業から支払われるビジネスモデルです。
そのため転職エージェントの営業担当者と求人企業とのパイプが太く、企業の情報についても詳細に入手していますよ。
また人を採用すると転職エージェントに高額な報酬を支払わなければならないため、転職エージェントを利用する企業は比較的業績もよく規模の大きい傾向があります。
また非公開求人も多く優良企業が多いですよ。
おすすめ転職エージェント
【第1位】JAC Recruitment
コンサルタントのサポートが素晴らしい! 大手優良案件を多数保有
JAC Recruitmentメリット
- コンサルタントのサポートレベルが高い
- 年収の高いハイクラス求人を豊富に所有している
- 大手企業の優良求人案件が多い
- 43万人の転職支援実績
- コンサルタント総数1,200人
ここは僕も転職活動のたびに登録してお世話になりました。
コンサルタントのサポートレベルが高く、親身になって相談に乗ってくれますよ。
職務経歴書の添削をしていただき、応募企業の求めるものに適した書類を作成することができました。
また自分の要望に沿った求人を紹介していただき、とても満足できました。
まずは登録することをおすすめします。
【第2位】doda
応募書類のアドバイスが丁寧かつ的確
dodaエージェントサービスメリット
- 業界2位の10万件以上の求人数
- 30年以上の転職支援実績
- 転職サイトと連携しており、豊富なデータを所有
- コンサルタントの書類作成についてのアドバイスが的確で丁寧
僕が44歳の転職活動時に大変お世話になりました。
PCを使用しての職務ただいたコンサルタントの方には今でも感謝しています。経歴書の作成が初めてだったのですが、コンサルタントの方から懇切丁寧な指導を受けて完成させました。
最初の面談で要望をしっかり聞いてくれて、要望に合った求人案件を約6か月にわたり紹介してもらえましたよ。
最終的には全国チェーンの小売業のMDとして就職が決まり、年収も約200万円アップしました。
この時作成した職務経歴書は、その後の転職活動でもとても役に立ちましたよ。
その時担当していただいたコンサルタントの方には今でも感謝しています。
【第3位】リクルートエージェント
転職エージェント最大手 圧倒的なデータと求人数 45歳以上担当コンサルタント在籍
※リクルートエージェントのPRを含みます。
リクルートエージェントメリット
- 求人25万件以上と圧倒的な求人数
- 累計40万人以上の転職実績
- 応募書類の書き方や面接対策などのデータが豊富
- 45歳以上専属のコンサルタントがいる
- AIも駆使した豊富な求人紹介
- 全国に19拠点あり、Uターン転職にも対応
- 書類通過率が高い
言わずと知れた国内最大手の転職エージェントですね。
僕も転職活動時は毎回利用していました。
求人数が圧倒的に多いので、転職活動では必ず登録しましょう。
僕は2021年60歳での再就職活動時も登録しました。
45歳以上専門のコンサルタントに担当していただき、とても良い対応でした。
年齢的なこともあり、なかなか書類選考が通過しませんでしたが、継続的に求人紹介をしていただきとても感謝しています。
データも豊富なので、転職活動に関する適切なアドバイスをもらえますよ。
定期的にサービスについてのアンケートがあるので、もしコンサルタントとの相性が悪い場合は申し出ればすぐに変更してもらえます。
【第4位】リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス求人を豊富に所有
リクルートダイレクトスカウトメリット
- 年収の高いハイクラスの求人が多い
- 業界に精通した経験豊富なコンサルタントが多い
- 転職決定年収 平均925万円以上 ※2022年度実績:2022年4月~2023年の間にレジュメ登録があった年収750万円以上のサービス登録者
- 年収800万~2,000万円の求人を多数掲載
- 転職スカウトサービス 顧客満足度2年連続No.1 ※2023年オリコン満足度調査 転職
リクルートが運営するヘッドハンティング型の転職サイトです。
業界に精通した優秀なヘッドハンターを自分から指名できますよ。
年収800万円~2,000万円のハイクラス求人を豊富に所有しているので、年収アップを目指す方は積極的に利用しましょう。
おすすめの転職エージェントは下記の記事を参考にしてください。
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【2024年】40代50代転職エージェントおすすめランキング
それでも短期離職をしてしまったらどうすれば再就職できるか
自己分析と企業分析を徹底して行い、転職エージェントから紹介された案件に採用されても、いざ入社してみたら入社前の印象とは大きく違っていて退職したくなることもあります。
そんな時はすぐに退職せずに、採用されたポジションで業務を行いながら再度転職活動を開始することですね。
転職期間は長引くかもしれませんが、定期的な収入があるので経済的には安心して転職活動を行えます。
なにより短期離職による不利を避けることができますよ。
しかし自分に合わない職場で長期間仕事を行うことで、メンタルをやられて休職をするようなことになっては元も子もありません。
そんな時は短期離職もやむなしですね。
応募書類に短期離職をどう記載すればいいか
企業に提出する応募書類は履歴書と職務経歴書がマストですね。
それでは短期離職の理由を履歴書、職務経歴書に記載する必要はあるのでしょうか?
結論から言うと退職理由を記載する必要はありません。
なぜなら退職理由は伝え方が非常にむずかしいので、文章だとネガティブに伝わる可能性があるからです。
履歴書や職務経歴書には企業名と退職年月の事実だけを記載して、面接の対話の中で退職理由を伝えるのがベストですよ。
履歴書の書き方については下記の記事を参考にしてください。
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【サンプル付き】40代50代転職で採用される履歴書の書き方完全ガイド
職務経歴書の書き方については下記の記事を参考にしてください。
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面接で短期離職の理由はどう説明すればいいか
短期離職の退職理由を作成するときに注意するポイントは、ネガティブな退職理由を表面に出さないことです。
会社を退職して転職を検討する場合は、「給料が安い」「残業が多い」「休日が少ない」「人間関係がよくない」「会社の将来が不安」などネガティブな理由が多いのが現実です。
しかしネガティブな理由をそのまま面接で話すと、採用担当者に良い印象を与えません。
なぜなら自社に入社しても同じような不満を持って、また退職してしまうのではないかと考えるからです。
対策としては、ネガティブワードをポジティブワードに変換することです。
例えば「給料が安いから」ではなく、「成長性のある貴社で実績を残して、前職より年収をあげたい」というように変換するということです。
また「会社の将来が不安だから」ではなく、「独自の戦略で市場シェアを拡大している貴社で、今までのキャリアを活かして貢献したい」など入社後の活躍するイメージがわきやすい転職理由を述べることがポイントですね。
ポイント
短期での退職理由はネガティブなワードを使用せずにポジティブワードに変換して伝えよう!
面接対策については下記の記事を参考にしてください。
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【完全版】40代50代転職面接でよくある質問の答え方徹底解説
まとめ:こうすれば短期離職をしても再就職できる
転職活動で最悪のパタンは短期離職を繰り返すことですね。
短期離職を繰り返すと、どんどん条件は悪化していきますよ。
短期離職を繰り返さないためには、一度短期離職をしてしまったら二度と繰り返さないように、じっくり計画を立てて転職活動を行うことです。
自己分析、企業研究をしっかり行い転職活動に臨みましょう。
まずは転職のプロである転職エージェントのコンサルタントに相談することをオススメします。
おすすめ転職エージェント
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