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私は40歳です。転職活動では企業研究が大事だとよく聞きますが、どのように行えばよいかわかりません。
転職活動では、自己分析と同時に企業研究が重要ですよ。
僕の6回の転職経験と100名以上の採用経験をもとに詳しく解説します。
本記事の内容
- 転職活動ではなぜ企業研究が大事なのか解説します
- 企業研究の具体的な方法について解説します
本記事の信頼性
現在は40代50代で転職することは当たり前の時代になってきましたね。
しかし依然としてハードルが高いのは、まぎれもない事実です。
やみくもに応募をしても書類選考すら通過しないのが現実ですよね。
転職活動の準備としては、自己分析が重要であるというのはよく言われています。
しかし実は、自己分析と同様に企業研究も重要なんですよ。
本記事ではなぜ企業研究が大事なのか、またどのように企業研究を行えばよいかを、僕の6回の転職経験と100名以上の採用経験をもとに詳しく解説します。
目次
転職活動ではなぜ企業研究が重要なのか
転職活動は、ビジネスにおいて重要なマーケティング活動と同じです。
そこでマーケティングの基本であるマーケティングの3Cの視点で、転職活動の考え方を解説します。
マーケティングの3C3C分析(スリーシーぶんせき、さんシーぶんせき)とは、企業のマーケティングなどにおいて、顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の観点から市場環境を分析し、経営戦略上の課題を導く分析ツールのひとつである。
出典:Wikipedia
マーケティングの基本は顧客がどのような商品・サービスを求めているか、自社の強みは何か、顧客にどのような価値提供できるかです。
転職活動においても自社(自分)顧客(志望企業)をよく分析することが大切です。
あなたが志望する企業は、採用予定者に対して何を求めているかを明確にすることが大事なんですよ。
企業研究目的
- 選考通過率を上げるため
- 企業とあなたのキャリアのミスマッチをなくすため
- ブラック企業に入社しないため
企業研究の目的は、まずは選考通過率を上げるためです。
応募先企業に採用されるためには、書類選考、面接の壁を突破しなくてはなりません。
そのためには、なぜ他社ではなく貴社なのかという志望動機がとても重要になりますよ。
企業研究を怠ると、志望動機が応募先企業の求めていないトンチンカンなものになってしまいます。
そうならないためにも、しっかり企業研究をして志望動機を作成しましょう。
履歴書の作成方法については下記の記事を参考にしてください。
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ふたつめの目的は入社後のミスマッチをなくすためです。
企業研究をしないで運良く採用されたとしても、入社してから「こんなはずではなかった」と失望することも多いですよ。
そうならないためにも企業研究をしっかり行い、あなたのキャリアが十分に活かせる企業かどうか調べておきましょう。
最後の理由はブラック企業に入社して後悔しないためです。
40代50代での転職はなかなか採用されないので、あせって入社を決めてブラック企業に入社してしまうことがよくあります。
実際に僕も経験がありますよ。
ブラック企業に入社して短期離職を繰り返すという最悪のパタンにはまってしまうこともありますね。
転職サイト等に掲載されている企業の求人詳細には、良いことしか記載されていないことが多いですよね。
求人票以外からも企業情報を取って、企業の実態を知ることが大事ですよ。
自己分析の方法については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代の転職活動には自己分析が必要な3つの理由
求人票を徹底的に読み込もう
応募先企業がどのような人材を求めているかを知るためには、まずは求人票を徹底的に読み込むことですね。
転職サイトであれば、求人情報の中に「求める人材」という項目があります。
40代50代におすすめの転職サイトについては下記の記事を参考にしてください。
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【2024年】40代50代転職サイトおすすめランキング
ハローワークの求人票であれば、「仕事内容」「必要な経験等」「求人に関する特記事項」を確認しましょう。
企業が人材を募集するにあたって、どのような人材を求めているかはこれらの項目に記載されています。
求人票を徹底的に読み込むことで、選考通過率もアップします。
応募書類の志望動機や自己アピールを、企業の求めている人材と一致させればいいわけですからね。
面接においても、企業の求めている人材とあなたのキャリアが一致するポイントを徹底的にアピールすれば内定にグッと近づきますよ。
また求人票を読み込むことで、年齢によるミスマッチを防ぐこともできます。
明らかに20代、30代を求めている求人に応募しなくて済みますからね。
そしてブラック企業への入社を避けることもできますよ。
ブラック企業に入社しないためには、求人票や募集要項の段階で見分ける必要があります。
事前調査をすることで、ある程度ブラック企業を選別できますよ。
求人票ブラック企業特徴
- 常に求人を出している
- 企業規模の割に求人数が多い
- 面接1回など、採用されやすいことを強調している
- 業種、職種で他の企業に比較して給与水準が異常に高い
- 出世の早さを強調している
- 未経験者を歓迎している
ブラック企業の特徴として、社員を採用してもすぐに辞めてしまうということがあります。
そのために転職サイトで、求人の掲載期間が終わっても常に更新されている企業があります。
また求人数が多い、面接1回、未経験者歓迎、人物重視の採用など入社しやすさを強調しているということは退職者が多いということですね。
給与水準が異常に高いということは、求人が集まりにくいため目先の報酬で釣っている可能性がありますよ。
給与についても基本給が低く、成果給や固定残業代の比率が高い可能性があるので、給与の内訳を確認する必要がありますね。
特に営業職では基本給が低く、成果給の比率が高い企業があります。
あくまで注目するのは基本給ですよ。
注意すべきキーワード
- 応募者全員面接
- 経験・学歴・職歴不問
- 即日採用可能
- 人柄重視
- 未経験者歓迎
- 入社支度金支給
- 実力主義
- 高額インセンティブ
- アットホームな職場
求人票を見て上記のワードがあれば注意が必要です。
ブラック企業は、なかなか人が集まりにくい傾向があります。
そのために、「応募者全員面接」や「即日採用可能」「未経験者歓迎」などで入社しやすさを強調します。
そもそも40代50代の転職・再就職活動はキャリア採用が前提なので、未経験業種の企業に入社すると後で後悔することにもなりかねません。
また「入社支度金支給」「高額インセンティブ」など金銭的なニンジンをぶら下げているのも気になります。
優良企業ならば、そんなことをしなくても応募者は集まりますからね。
「アットホームな職場」など職場の雰囲気を強調しているのは、ほかに企業の売りがない可能性がありますね。
ブラック企業の見分け方については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代転職活動でブラック企業を見分ける方法
ポイント
求人票から企業の求める人材を読み取って、それに合わせた志望動機を作成しよう!
転職エージェントを活用しよう
転職活動は大変ですね。
僕も何度も経験しているので、大変さはよくわかります。
内定が出るまでに自己分析を行い、応募書類を作成し、求人案件を探して、面接対策を行い、面接のスケジュール調整を行い、それでやっと内定までこぎつけるということですね。
これをすべて一人でやるのは、精神的にもキツイですよね。
実は転職エージェントは、これらのことをすべて無料でお手伝いしてくれますよ。
また転職エージェントは求人案件を出している企業とのパイプが太いので、そのポジションについて企業がどういう人材を求めているかという情報を的確につかんでいます。
特に大手転職エージェントは、求職者と面接をしてアドバイスや求人案件を紹介してくれるコンサルタントと、企業から求人案件を獲得する営業担当に分かれているところが多いですよ。
そのため営業担当者は求人を出している企業の採用担当者と密に連絡を取っているので、企業側の求める人物像を詳細に把握していますよ。
面接に進んだ場合にも、採用側の状況を教えてくれることもあります。
僕が45歳の時、転職エージェントを利用して、広報部長案件の最終面接まで進んだことがありました。
その時コンサルタントが、選考状況を「現在2人候補者が残っていて、他の候補者は専門性を評価されているが、あなたは実務能力を評価されている」と教えてくれました。
それだけでも転職エージェントを利用するは価値ありますよ。
おすすめ転職エージェント
40代50代におすすめの転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
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【2024年】40代50代転職エージェントおすすめランキング
ポイント
転職エージェントは企業情報の宝庫 絶対に利用しない手はない!
企業のホームページの確認は絶対必要
応募書類を作成するときに求人票を見て、どのような人材を求めているのかを確認することは重要ですが、それだけではまだ不十分です。
企業のホームページを確認することは絶対必要です。
なぜなら企業のホームページには、経営理念や社長のメッセージが掲載されているからです。
それをじっくり読み込むことで、企業の方針や求める人物像が明確になってくるんですよ。
例えば社長のメッセージで、積極性やチャレンジ精神を強く打ち出している場合は、その文言を応募書類の志望動機や自己PRに盛り込みましょう。
また経営理念や社長のメッセージから、その企業の社風が推測できます。
ホームページの情報で、社風があなたに合わないと思ったら応募を控えるのが得策ですね。
あまりにもブラック臭のする企業についても、応募を見送った方が賢明ですよ。
また書類選考を通過して面接まで進んだ場合、最終面接では面接官が社長や役員になるので、会社の企業理念や経営方針にかかわる質問が多くなります。
社長や役員は、この応募者が本当に企業理念に賛同して応募してきたかどうかを見きわめようとします。
そのためにホームページ等で、企業理念や経営方針をしっかり理解して面接に臨むことが重要ですよ。
ポイント
応募書類作成にも面接対策にも企業ホームページをじっくり読み込もう!
転職口コミサイトもチェックしよう
企業研究にはまずは求人票や企業ホームページを確認しましょう。
しかし応募先企業の実情を知り、ミスマッチをなくすためには第三者からの情報が必要になりますね。
一番精度の高い情報としては、現在その企業に在職中の社員または以前在籍していた社員からの情報です。
しかし、なかなかそのような情報を入手できる確率は低いですよね。
そんな時に頼りになるのが転職口コミサイトです。
転職口コミサイトは、その企業の退職者にアンケートを取って口コミを集めています。
具体的には、「転職会議」「ライトハウス」「OpenWork」などのサイトですね。
これらのサイトには、企業の社風や待遇などのカテゴリー別に退職者の口コミが掲載されています。
口コミは退職者の回答の一部分しか掲載されていませんが、あなたが在籍していた企業のアンケートに回答すると全文を見ることができます。
僕もアンケートに答えて全文を確認しましたよ。
これらのサイトの口コミは退職者の回答のため、ネガティブなものが多い印象ですので、そのあたりも考慮して参考にしてください。
企業の求人票やホームページは、企業側のネガティブな情報は記載されていないので、第三者からのリアルな情報も必ず確認しましょう。
そうすることでブラック企業への入社を避けることもできますよ。
ポイント
企業の実態を把握するためにも、第三者からの情報は絶対に必要!
まとめ:転職活動で企業研究は絶対に必要
転職活動を成功させるためにはマーケティングの視点が絶対に必要です。
マーケティングの基本は自社の特徴を知ることと同時に、顧客が何を求めているかを知ることです。
転職活動に当てはめると、応募先企業がどのような人材を求めているかを正確に理解することですね。
企業研究の目的としては選考通過率を上げることと同時に、入社後のミスマッチを防ぐためです。
企業研究の方法
- 求人票を徹底的に読み込む
- 転職エージェントの活用
- 企業ホームページ確認
- 口コミサイトチェック
企業側からの一方的な情報だけではなく、転職エージェントや口コミサイトからの客観的な情報も入手して転職活動を行いましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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