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私は小売業で仕事をしていますが、転職を考えています。
小売業からの転職は厳しいと聞きますが、転職できないのでしょうか?
確かに小売業からの転職は厳しいですよね。
しかし僕は小売業から転職を成功させました。
僕の経験をもとに、どうすれば転職できるか詳しく解説します。
本記事の内容
- なぜ小売業からの転職が厳しいのか解説します
- 小売業からおすすめの転職先を紹介します
- どうすれば小売業から転職できるかを解説します
本記事の信頼性
小売業で仕事をしている方で転職を検討している方は多いですよね。
しかし一方で小売業からの転職は厳しいという話もよく聞くので、転職したくても躊躇している方も多いのではないでしょうか?
実際僕もそうでした。
しかし小売業で身に着けたキャリアを活かし、サービス業界に転職して年収も大幅にアップしたんですよ。
本記事では僕の体験をもとにおすすめの転職先の紹介と、どのようにすれば小売業から転職できるかを詳しく解説します。
目次
なぜ小売業からの転職希望者が多いのか
小売業は離職率の高い業種として認識されています。
厚生労働省のデータを見ても、飲食サービス、教育、サービス業、生活関連サービス業、医療・福祉、不動産業に次いで7番目に離職率の高い業種に位置付けられています。
また入職率より離職率が高い数少ない業種でもありますね。
それではなぜ小売業は離職率が高いのでしょうか?
小売業の離職率が高い理由
- 残業が多い
- 休日出勤が多い
- 年収が低い
- 転勤が多い
- 顧客からのカスタマーハラスメントがひどい
残業が多い
小売業はどうしても残業が多くなりがちですね。
その理由は2つあります。
ひとつは店舗の営業時間が、顧客の利便性を考慮して長くなっているからです。
店舗で働く店長やスタッフはシフト制で仕事をしています。
いわゆる早番、遅番などですね。
しかし小売業の店舗の営業時間が長くなると、どうしてもシフト通りに退勤できずに通し勤務が発生して残業になってしまいます。
特に店長などのマネジメント職は、少ない役職手当で通し勤務をしているケースが多いですね。
2つ目の理由は人員不足です。
店舗の適正人員が確保できないために、既存スタッフの労働時間が長くなってしまうからですね。
休日出勤が多い
これも人員不足が主な原因です。
小売業は土日祝日に来店客が集中するために、土日祭日は勤務することが多いですね。
そのために平日が公休日になるのですが、店舗の人員が足りないと公休取得もままならないこともあります。
特に店長などのマネジメント職は、スタッフのシフトが埋まらないと自分で出勤するしかなくなりますからね。
年収が低い
2022年9月~2023年8月の1年間にdodaサービスに登録した約63万人の平均年収のデータを業種別に集計したデータを見ても、小売業は全体の10位と仕事量に比較して低い位置にあります。
転勤が多い
小売業で店舗勤務をしていると定期的に転勤があります。
特に全国展開しているチェーンでは、全国に転勤する可能性がありますね。
最近では地域限定社員などの制度を導入している企業もありますが、全国転勤可能な社員に比べて年収を低く設定していますね。
顧客からのカスタマーハラスメントがひどい
最近特に問題になっているのは、顧客からのクレームによるハラスメントですね。
小売業の店舗に来店する消費者の中には、立場の弱い店員には何を言ってもいいと勘違いしている人もいますからね。
僕も小売業で店長や営業部長をしていたころは、何度もクレーム対応で謝罪した経験がありますよ。
小売業からの転職が難しいといわれる理由
小売業から他業種への転職が難しいといわれる理由は、特に店舗勤務の場合は接客や品出しなどの仕事がメインのために他業種で必要とされる資格やスキルが習得しにくいからですね。
転職では年齢が上がれば上がるほど、ポテンシャル採用ではなくキャリア採用になる傾向があります。
つまり即戦力として、今まで身に着けてきたキャリアやスキルで判断されるわけですね。
小売業でのキャリアのほとんどが店舗勤務である場合は、接客力やコミュニケーションスキルしかアピールできないですからね。
そのためどうしても同じ業界内での転職になりがちです。
小売業からのおすすめ転職先3選
それでは一度小売業に就職してしまったら、転職は不可能なのでしょうか?
そんなことはありません。
結論から言うと、小売業からの転職は難しいけれど可能です!
実際僕も小売業から何度も転職を成功させました。
僕の元同僚でも、他の業界で活躍している人が何人もいますよ。
それではどのような業界が、小売業から転職しやすいのでしょうか?
1.他の小売業
転職の目的が何かにもよりますが、年収を上げたいのであれば小売業の他の業態に転職するのが一番難易度が低いでしょう。
例えば利益率の低い小売業から、利益率の高い小売業への転職はねらい目ですよ。
社員の年収は個人のスキルよりも、業態の利益率で決まることが多いですからね。
例えばスーパーマーケット業界からコンビニエンスストア業界などですね。
僕はスーパーマーケットの営業課長からコンビニエンスストアのマーチャンダイザーに転職して、年収は約200万円アップした経験がありますよ。
スーパーマーケットやディスカウントストアは利益率が低いので、業績を上げても給与に反映しづらいのが現状です。
それならば利益率の高い通販会社や、コンビニエンスストアに転職することも年収をアップさせる方法のひとつですね。
2.サービス業
次に転職しやすい業界としては、小売業に比較的近い業界であるサービス業が挙げられます。
特に多店舗展開しているサービス業では、店舗運営スキルや接客スキルが活かせますからね。
例えばレジャー施設や公共施設、サロンなど多店舗展開している業態に店舗運営スキルを求めている企業は多いですよ。
僕は多店舗展開の小売業での店長やエリアマネージャー、営業部長のキャリアをアピールして、コインランドリーチェーンの店舗運営本部課長として転職して、最終的に執行役員運営本部長に昇格して年収も200万円以上アップした経験があります。
3.営業職
採用を検討している企業で、募集が一番多いのは営業職ですね。
メーカー、金融、不動産、ITなどあらゆる業界で営業職は必要とされていますからね。
小売業界で身に着けた販売力やコミュニケーションスキル、マネジメント能力などをアピールして営業マネージャーに応募してみるのもひとつの手です。
業界によって販売するものが違うだけで、基本的なスキルは一緒ですからね。
特に外資系企業では違う業界の営業マネージャーから転職して、年収をアップさせてきた人を何人も見てきました。
営業成績のノルマは厳しいかもしれませんが、大幅に年収をアップできるチャンスはありますよ。
こうすれば小売業から転職できる
それではどうすれば小売業から転職できるでしょうか?
まずは徹底的な自己分析と企業研究が必要になります。
そのためには転職エージェントに登録するのが一番の近道です。
自己分析については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代の転職活動には自己分析が必要な3つの理由
企業分析については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代転職活動での企業研究の方法3選
おすすめ転職エージェントランキング
【第1位】JAC Recruitment
コンサルタントのサポートが素晴らしい! 大手優良案件を多数保有
JAC Recruitmentおすすめ度 | ★★★★★ |
求人数 | 45,000件 |
得意業種 | 経営、管理部門、金融、技術、IT、医療、マーケティング |
企業サイト | JAC Recruitment |
メリット
- コンサルタントのサポートレベルが高い
- 年収の高いハイクラス求人を豊富に所有している
- 大手企業の優良求人案件が多い
- 43万人の転職支援実績
- コンサルタント総数1,200人
ここは僕も転職活動のたびに登録してお世話になりました。
コンサルタントのサポートレベルが高く、親身になって相談に乗ってくれますよ。
職務経歴書の添削をしていただき、応募企業の求めるものに適した書類を作成することができました。
また自分の要望に沿った求人を紹介していただき、とても満足できました。
まずは登録することをおすすめします。
【第2位】doda
応募書類のアドバイスが丁寧かつ的確
dodaエージェントサービスおすすめ度 | ★★★★★ |
求人数 | 100,000件 |
得意業種 | 営業、エンジニア、建設、不動産、販売、サービス、事務 |
企業サイト | doda |
メリット
- 業界2位の10万件以上の求人数
- 30年以上の転職支援実績
- 転職サイトと連携しており、豊富なデータを所有
- コンサルタントの書類作成についてのアドバイスが的確で丁寧
僕が44歳の転職活動時に大変お世話になりました。
PCを使用しての職務経歴書の作成が初めてだったのですが、コンサルタントの方から懇切丁寧な指導を受けて完成させました。
最初の面談で要望をしっかり聞いてくれて、要望に合った求人案件を約6か月にわたり紹介してもらえましたよ。
最終的には全国チェーンの小売業のMDとして就職が決まり、年収も約200万円アップしました。
この時作成した職務経歴書は、その後の転職活動でもとても役に立ちましたよ。
その時担当していただいたコンサルタントの方には今でも感謝しています。
【第3位】リクルートエージェント
転職エージェント最大手 圧倒的なデータと求人数 45歳以上担当コンサルタント在籍
※リクルートエージェントのPRを含みます
リクルートエージェントおすすめ度 | ★★★★★ |
求人数 | 250,000件(非公開求人100,000件以上) |
得意業種 | 営業、企画、事務、金融、商社、広告、メーカー、人材、インフラ、製薬 |
企業サイト | リクルートエージェント |
メリット
- 求人25万件以上と圧倒的な求人数
- 累計40万人以上の転職実績
- 応募書類の書き方や面接対策などのデータが豊富
- 45歳以上専属のコンサルタントがいる
- AIも駆使した豊富な求人紹介
- 全国に19拠点あり、Uターン転職にも対応
- 書類通過率が高い
言わずと知れた国内最大手の転職エージェントですね。
僕も転職活動時は毎回利用していました。
求人数が圧倒的に多いので、転職活動では必ず登録しましょう。
僕は2021年60歳での再就職活動時も登録しました。
45歳以上専門のコンサルタントに担当していただき、とても良い対応でした。
年齢的なこともあり、なかなか書類選考が通過しませんでしたが、継続的に求人紹介をしていただきとても感謝しています。
データも豊富なので、転職活動に関する適切なアドバイスをもらえますよ。
定期的にサービスについてのアンケートがあるので、もしコンサルタントとの相性が悪い場合は申し出ればすぐに変更してもらえます。
【第4位】リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス求人を豊富に所有
リクルートダイレクトスカウトおすすめ度 | ★★★★ |
求人数 | 50,000件 |
得意業種 | 経営、管理部門、金融、技術、IT、医療、マーケティング、コンサル、電子、機械、化学 |
企業サイト | リクルートダイレクトスカウト |
メリット
- 年収の高いハイクラスの求人が多い
- 業界に精通した経験豊富なコンサルタントが多い
- 転職決定年収 平均925万円以上 ※2022年度実績:2022年4月~2023年の間にレジュメ登録があった年収750万円以上のサービス登録者
- 年収800万~2,000万円の求人を多数掲載
- 転職スカウトサービス 顧客満足度2年連続No.1 ※2023年オリコン満足度調査 転職
リクルートが運営するヘッドハンティング型の転職サイトです。
業界に精通した優秀なヘッドハンターを自分から指名できますよ。
年収800万円~2,000万円のハイクラス求人を豊富に所有しているので、年収アップを目指す方は積極的に利用しましょう。
【第5位】クリーデンス
アパレル経験を生かした転職・求人探しならクリーデンス
クリーデンスおすすめ度 | ★★★ |
求人数 | 3,400件 |
得意業種 | アパレル |
企業サイト | クリーデンス |
大手・デザイナーズ・外資系企業からの求人のご紹介や、キャリアアップのご相談・面接対策まで、ファッション・人材業界出身のスタッフが、無料であなたの転職支援を行います。
僕も53歳の時に利用しました。
コンサルタントの方の対応が素晴らしく、定期的に案件の紹介をしていただきました。
アパレル経験者にはおススメのエージェントですよ。
小売業で転職に有利なスキルは何か
小売転職に有利なスキル
- 接客能力
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキル
- クレーム対応力
- マーケティングスキル
小売業で転職に有利なスキルは何でしょうか?
まず一番にあげられるのは接客能力、コミュニケーションスキルです。
小売業で接客を長く経験してきた人は、笑顔で物腰の柔らかい応対が身についています。
基本的に仕事は他人とのかかわりの中で行うことが多いので、どの業態でもコミュニケーションスキルは重宝されますよ。
次に有利なスキルはマネジメントスキルです。
特に小売業で店長やエリアマネージャーを経験した人は、スタッフの管理能力に長けています。
いろいろな性格のスタッフをまとめて目標を達成させた経験をアピールすれば有効な武器になりますよ。
また意外に役に立つのはクレーム対応力ですね。
小売業の店舗ではクレーム対応が日常的に発生します。
今まで受けたクレームを解決して、顧客になっていただいた経験を具体的にアピールすれば内定に近づきますよ。
最後に有利なスキルとしてマーケティングスキルがあります。
小売業ではどうしたら売上が上がるかを常に考えて施策を打ちますからね。
人口減少の時代において、これからますますマーケティングスキルは重要になるでしょう。
転職活動で役立つスキルについては下記の記事を参考にしてください。
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40代50代転職で確実に採用につながるスキル3選【体験談】
小売業のキャリアをどのようにアピールすればいいか
小売業で身に付いたスキルやキャリアをどのようにアピールすればよいのでしょうか?
一番効果的なのは、身に着けたスキルを具体的なエピソードをもとにアピールすることです。
例えば顧客から受けたクレームを適切に対応して、結果的に店舗のロイヤルカスタマーになっていただいた経験などです。
またマネジメント職を経験した人であれば、苦労してチームをまとめて目標を達成させた経験などですね。
具体的なエピソードは採用担当者に刺さりますよ。
自己PRの方法については下記の記事を参考にしてください。
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【例文付き】40代50代転職で採用される自己PR書き方完全ガイド
まとめ:小売業からの転職は不可能ではない
小売業からの転職が厳しいのは事実です。
しかし小売業で身に着けた接客スキルやコミュニケーションスキルを活かして他業種に転職することは可能ですよ。
小売業出身者を求めている企業は意外と多いです。
まずは自己分析と企業研究をしっかり行って転職活動を開始してください。
そのためには転職エージェントに登録することをオススメします。
おすすめ転職エージェント
40代50代におすすめの総合型と特化型転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
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【2024年】40代50代転職エージェントおすすめランキング
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