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転職の面接を受けて感触は良かったのですが、結果の連絡が来ません。
こちらから催促の連絡をしてもいいのでしょうか?
僕も面接結果の連絡ががなかなか来ないでイライラした経験がありますよ。
そんな時にどう対処すればいいのか僕の経験をもとに詳しく解説しますね。
本記事の内容
- 面接結果の連絡がこない理由について解説します
- 面接結果がこない時にどのように問い合わせすればよいか解説します
- 約束の期日までに連絡がこない企業は入社を見送った方がよい理由について解説します
本記事の信頼性
転職活動で書類選考を通過して面接までこぎつけて、一次面接を突破して最終面接も好感触で切り抜けて、ドキドキしながら結果を待っているのになかなか連絡がこなくてイライラしている方も多いと思います。
実際に僕も経験があります。
最終の役員面接を問題なく終わらせて、内定は確実だろうを思い結果を待っていましたが、約束の1週間を過ぎても連絡が来ませんでした。
その時はどのように連絡を取ればいいか悩みましたね。
こちらから催促しても相手先の心証を害してしまうのではないかと思ってしまいました。
そんな時はどのように対処すればいいでしょうか?
僕の経験をもとに詳しく解説します。
面接結果の連絡がこない理由
面接の連絡が約束の期日になっても来ないケースは様々な理由があります。
僕が採用担当者をしていた経験から言うと、企業側とすれば面接結果の連絡をできるだけ引き延ばしたいというのが本音ですね。
なぜなら転職サイト等を利用して人材を募集すると、1名の採用枠に対して多数の方が応募してきます。
ぜひ採用したい人材は募集広告が掲載されてからすぐに応募が来る傾向にありますが、広告の掲載期間は2週間から1カ月が標準なので掲載終了間際により良い人材が応募してくる可能性もあります。
1名の採用枠にあせって内定を出してしまうと、あとからもっと良い人材が応募してきても採用できないという事象が発生してしまいますからね。
企業側とすれば募集したポジションに最適な人材を採用したいわけですから、面接で良い人材が来てもすぐに内定を出して後悔したくないというのが本音です。
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選考が難航している
面接の結果連絡がこない理由で多いのが、選考が難航しているということです。
僕が45歳の時、転職エージェントを利用して広報部長案件の最終面接まで進んだことがあります。
その時コンサルタントが選考状況を「現在2人候補者が残っていて、他の候補者は専門性を評価されているが、あなたは実務能力を評価されている」と教えてくれました。
このように1名の採用枠に対して、甲乙つけがたい候補者が残っているときには選考が難航して連絡が遅れることがありますよ。
その時は結局、企業側は両名とも不採用という決断をして採用を見送られてしまいました。
転職エージェントのコンサルタントは不採用理由についてもしっかり説明してくれましたよ。
また面接であなたに対して高評価をして内定を出そうとしても、求人募集の締め切りまで期間があるのでもう少し待ってみたいという理由で連絡が遅れることもありますね。
他には他の応募者の面接スケジュールの調整がつかなくて、選考が遅れているケースもあります。
採用は絶対評価ではなく他の応募者との相対評価になりますからね。
僕が採用担当を行っていた時も、良い応募者には早く内定通知を出したいと思う反面、他の応募者に会ってから決めたいというジレンマがありましたね。
1次面接と最終面接の違いについては下記の記事を参考にしてください。
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内定の社内決裁が取れていない
面接官である採用担当者が内定を出そうと思っていても、社内の最終決済が取れていないために結果の連絡が遅れることもあります。
僕の実例を話しますと、面接1回の企業で面接官は専務というケースがありました。
面接時間は約1時間で、非常に好感触を得て終了しました。
1週間以内に面接の結果を通知するということだったのですが、約束の期日を過ぎても連絡がこなかったんですよ。
面接1回で内定を出す企業については下記の記事を参考にしてください。
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面接で好感触を得たので、約束の期日である金曜日の週明けの月曜日に採用担当者である専務にメールで問い合わせをしたところ、「開催予定の役員会議が延期になり社長決裁が取れていないため、もう1週間待ってほしい」ということでした。
結果的には1週間後に内定をいただきましたが、ブラック企業だったため1年後に退職することになったんですよ。
中小企業では約束の期日を守らないこともよくありますが、このような企業は入社を避けた方が賢明ですね。
僕が経験したブラック企業については下記の記事を参考にしてください。
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担当者が多忙で選考を後回しにしている
担当者が多忙で業務が追い付いていないために、連絡が遅れるということもあります。
特に中小企業に多いのですが、人事部が存在せずに募集しているポジションの責任者が採用を担当しているケースに多いですね。
例えば営業マネージャーを募集している場合に採用担当者が営業部長だったりするケースです。
この場合営業部長は他の業務と並行して採用業務を行うので、想定以上に応募が来ると対応できなくなるわけですね。
営業部長は本業であるマネジメント業務を優先させるので、選考は後回しになるということですね。
メール送信トラブルの可能性
現在は面接結果はメールで通知されることが多いので、送信トラブルで連絡が届かないということもまれにあります。
僕も入社後に採用担当者から聞いた話ですが、僕から送信されたメールが迷惑メールフォルダーに格納されていたということです。
中小企業では、企業ドメインを取得していないためにGmail等のフリーメールを使用しているところもあります。
そのような場合は送信されたメールが迷惑メールフォルダーに格納されているケースもあるので、期日までに結果の連絡がこない場合は迷惑メールフォルダーを確認することも必要ですね。
連絡がこない時の問い合わせ方法
面接の結果連絡が期日までにこないとヤキモキしますよね。
特に面接で好感触を得て、内定確実だと安心していた時は余計落ち込みますね。
しかしこちらから催促の連絡をすると、評価が下がってしまうのではないかと心配する気持ちも理解できます。
僕も実際迷いました。
そして期日の金曜日の翌週の月曜日に問い合わせたところ、もう1週間待ってほしいという回答だったんですよ。
問い合わせする日程ですが、約束の期日の翌日以降に連絡するのが無難です。
それではどのような手段で連絡するのがよいでしょうか?
転職エージェント経由で問い合わせ
転職エージェント経由で紹介された案件であれば、転職エージェントのコンサルタント経由で確認してもらうのが一番ですね。
大手の転職エージェントであれば、コンサルタントから営業担当者を経由して応募先の採用担当者に確認してくれますよ。
その時に結果連絡が遅れている理由と選考状況を聞き出してくれるので安心ですね。
結果についてはコンサルタントから連絡が来ますので、アドバイスにしたがってアクションを起こせば問題ありません。
ハローワークの求人に応募した場合は、ハローワークの担当者から問い合わせてもらいましょう。
おすすめ転職エージェント
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メールでの問い合わせを優先させよう
問題は転職サイト等に個人で応募した時ですね。
この場合はあなた自身で問い合わせるしかないですね。
その時は電話ではなく、まずはメールで問い合わせましょう。
理由としては、採用担当者も多忙を極めていてすぐに電話対応をできないことが多いためです。
忙しいときに電話を受けて心証を害するよりも、ていねいにメールを送った方が、担当者の手が空いているときに対応できますからね。
またメールの方が、あなたもじっくり時間をかけて文言を作成できますよ。
面接結果問い合わせメール例文
【件名】〇月〇日の面接の結果につきまして(<あなたの名前>)
【本文】
<企業名>
<部署名> <担当者名>様
お世話になっております。
〇月〇日に中途採用の○○職の最終面接を
受けさせていただきました○○です。
面接時は貴重なお時間をいただき、
誠にありがとうございました。
最終面接の結果につきまして、○○様より
〇月〇日までにご連絡をいただけるとうかがっておりましたので、
状況を確認させていただきたくメールを送信いたしました。
お忙しいところ大変恐縮ですが、
選考結果の連絡時期につきまして、
ご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
---
<あなたの名前>
Tel:<自宅電話番号または携帯電話番号>
E-mail:<個人用メールアドレス>
ポイント
選考結果を教えてくださいではなく、選考結果の連絡時期について問い合わせる。
電話での問い合わせは最終手段
問い合わせ方法はメールがベストですが、メールを送信してもなお連絡がこないケースもあります。
その場合残された手段は電話連絡ですね。
メールが採用担当者の迷惑メールフォルダーに入っているなどの理由で届いていない可能性がありますからね。
電話で問い合わせる場合に注意することは、電話をかける時間帯です。
昼休み時間中はもちろんのこと、朝一番や夕方の忙しい時間帯は避けましょう。
特に月曜日の午前中は採用担当者の業務がたまっている可能性があるので避けた方がいいですね。
問い合わせの内容は、メールで作成した文書をもとにすればいいですよ。
面接の続きだと思って、落ち着いて丁寧に話しましょう。
約束通り連絡がこない企業は入社見送りも検討しよう
最終面接が終了すると結果の連絡期日をその場で告げられることが多いですね。
連絡期日を告げられない場合は、必ずその場で期日を確認しましょう。
連絡は早ければ当日や翌日に来ることもあります。
その場合は最終面接担当者が社長や役員などの決裁権がある方で、応募者をぜひ採用したいと思った時に他社に取られる前に確保するパタンですね。
しかし通常は1週間くらいの期限を設定することが多いですね。
リクナビNEXTの調査では約8割の企業が1週間以内に結果を通知しています。
出典:リクナビNEXT 「面接結果の連絡はいつ届く?結果待ちで連絡がこない場合の対処法」
面接の感触が良ければワクワクしながら吉報を待つと思います。
しかし期日になっても連絡がこない場合は、問い合わせをして状況を確認しつつも入社見送りを検討したほうが賢明です。
約束通り連絡がこない企業はなぜ入社を見送った方がいいのか
なぜ連絡期日を過ぎても連絡しない企業への入社を見送った方がよいのでしょうか?
それはそのように約束を守らないという企業体質の可能性があるからです。
採用面接の結果を期日通りに連絡できないのは、さまざまな事情があると推測されます。
しかし企業とすればクライアントや顧客に対して期日を守るのがあたりまえですよね。
応募者は入社するまでは、企業にとって大事な顧客ですからね。
約束が守れないということは、入社しても同じことが繰り返されるということです。
僕の実例をお話しすると、期日になっても面接結果の連絡がこない企業に催促して入社したことがあります。
しかし入社してみると給与の営業手当が求人票の内容と違っていたんですよ。
採用担当者の専務が営業を統括していたのですが、社員を軽く見ていて口頭で勤務条件を変更することも多かったですね。
僕はそのような企業体質に嫌気がさして結局1年で退職しました。
問い合わせた結果、連絡が遅れた理由が納得できるものでなければ、入社を見送った方が賢明ですね。
ブラック企業の見分け方については下記の記事を参考にしてください。
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他企業への応募は並行して継続しよう
最終面接を好感触で終えると、内定が決まった気分になり安心して転職活動を終了してしまう方もいます。
しかし転職活動は何が起こるかわかりません。
結果の連絡を待っている期間も他企業への応募は継続しましょう。
理想は複数の企業で選考が進んでいて、最終面接の結果がNGでも他の企業から内定をもらえる可能性がある状態にしておくことですね。
ひとつの企業しか内定の可能性がないと、悪条件でも妥協せざるをえないこともあります。
その場合は妥協して入社すると、短期離職という最悪の結果になりかねませんよ。
そのような状況を避けるためにも、常に複数の企業に応募を継続しましょう。
応募先企業の見つけ方については下記の記事を参考にしてください。
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まとめ:結果の連絡がこない時の対処法
最終面接を終えて結果を待っている間はドキドキしますよね。
特に面接で好感触を得た場合は、すぐにでも内定連絡が来ると思い待っていても、なかなか連絡がこないと不安になりますよね。
期日が来ても連絡がこない場合は、期日の翌日以降にまずはメールで確認を取りましょう。
一方で連絡の約束が守れないような企業は、入社を避けることも検討したほうが賢明ですね。
約束を守らないことがあたりまえの体質の企業の可能性がありますからね。
転職活動において採用企業と応募者は対等の関係にあります。
企業が応募者を選択すると同様に、応募者が企業を選択する権利がありますからね。
あせって入社を決めて短期離職するという最悪の結果を招く前に慎重に企業選択をしましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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