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私は40歳で会社を辞めたいのですが、この歳で転職できるかどうかとても不安です。
どうしたらいいでしょうか?
40代50代で転職できるかどうかは誰でも不安ですよね。
どうしたら不安を解消できるか、僕の転職6回の経験から解説します。
本記事の内容
- なぜ40代50代は転職について不安になるのか分析します
- 不安を解消するための方法を紹介します
本記事の信頼性
40代50代で会社を辞めたくて転職を検討している方は不安ですよね。
特に今まで転職を経験したことがない方は、この年齢で本当に転職できるのかどうか不安でたまらないと思います。
僕も今まで6回転職をしていますが、本当に転職できるかどうかいつも不安でしたよ。
不安を解消するためには、まずは何が不安なのか書き出してみることが大事ですね。
僕の経験をふまえて、どのように不安を解消すればよいか詳しく解説します。
目次
40代50代は転職活動でなぜ不安を感じるのか
人間は常に不安を抱えている生き物ですね。
しかし逆に考えれば、それこそがリスクに対する対応力があるということですね。
特に今まで経験したことがないことに対しては、不安に感じるのがあたりまえです。
転職活動でも同じことが言えます。
不安を感じたら、まずはあなたが何を不安に思っているかを書き出してみましょう。
大きくは次のふたつに集約できるのではないでしょうか?
どのように転職活動をすればよいかわからない
特に初めて転職活動を行おうとしている方は、どのように進めればよいかわからないのは当然ですよね。
転職が2回目以降の方でも、前回の転職活動がはたして正解だったのかどうか不安に思うところですよね。
また現在就業している会社を辞めたいのだけれども、在職中に転職活動を行い内定が出てから退職するのか、それとも思い切って退職してから再就職活動を行うのかは悩ましい問題ですよね。
転職に関する情報はあふれていますけれども、はたして自分に合った転職方法は何なのかは誰でも思い悩むと思います。
40代50代で転職できるかどうか不安
40代50代で転職を検討している方の一番大きな不安はこれではないでしょか?
転職業界では長い間、35歳以上の転職はとてもきびしいため、転職をするなら35歳までという説がまことしやかに語られてきました。
この「35歳転職限界説」を聞くと、40代50代で転職をためらってしまう気持ちはよくわかります。
しかし結論から言うと、2023年現在では「35歳転職限界説」は当てはまりません!
それではどのようにして、転職活動の不安を解消すればよいのでしょうか?
解消法1 原則は在籍しながら転職活動をしよう
現在就業している会社を辞めたいのだけれども、在職中に転職活動を行い内定が出てから退職するのか、それとも思い切って退職してから再就職活動を行うのかは悩ましい問題ですよね。
在籍中の転職活動と退職後の再就職活動は、それぞれにメリットデメリットがあります。
しかし不安を解消するためには、在職中の転職活動一択です。
なぜなら40代50代の転職活動は予想以上に厳しく、退職後の再就職活動が長引くとあせってブラック企業に入社してしまい、短期離職して再就職活動を行うことになる可能性があるからです。
僕も再就職がなかなか決まらずに、あせって入社して短期離職をするといった苦い経験がありますよ。
転職はよく「猿の木渡り」にたとえられますね。
つまり片手で次の枝をつかんでから、もう片方の手を離すということです。
次の枝をつかむ前に枝から手を離すと、地面に落ちてしまいますからね。
転職活動も同じで、次の就職先が決まってから在職中の会社を退職するのがベストですよ。
在職中に転職活動を行えば、もし転職先が見つからなくても現職に残るという選択肢もありますからね。
転職活動は在職中か退職後どちらが有利かについては下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代の転職活動は在職中と退職後どちらが有利なのか
解消法2 応募先を見つけるルートをすべてリストアップ
転職活動を検討しても、どのように応募先を見つければよいか不安ですよね。
40代50代の転職活動では、募集している企業を探すだけでも多くの時間を要します。
なぜなら、多くの企業が求めているのは20代、30代前半の応募者だからです。
僕も転職活動において、応募先企業を見つけるのに大変苦労しました。
不安を解消するためには、応募先を見つけるルートをすべて書き出す必要があります。
応募先発見ルート
- 転職エージェント
- 転職サイト
- ハローワーク等の公的サポート機関
- リファラル採用
転職エージェント
転職活動が初めての方も多いと思いますが、まずは複数の転職エージェントに登録することから始めましょう。
転職エージェントは就職支援のプロが、マンツーマンでキャリアカウンセリングを行い、あなたの強みを引き出し、あなたに最適な企業を紹介するサービスを行っています。
40代50代の方は、総合型と特化型の転職エージェントに複数登録することをお勧めします。
なぜなら、一般的に知られている総合型の転職エージェントは20代30代向けの求人が多いからです。
総合型と特化型エージェントに複数登録して求人案件の紹介を受けましょう。
そのためには、まず登録するべき転職エージェントをリストアップしてみましょう。
40代50代におすすめの総合型と特化型転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
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【2024年】40代50代転職エージェントおすすめランキング
転職サイト
公開求人を数多く掲載しているのは転職サイトです。
転職サイトは20代、30代向けの求人が多いですが、その中にもミドルシニア向けの求人もあります。
40代50代が登録するべき転職サイトをリストアップしてみましょう。
40代50代におすすめの転職サイトについては下記の記事を参考にしてください。
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【2024年】40代50代転職サイトおすすめランキング
ハローワーク等の公的サポート機関
20代、30代前半の転職活動では、公的機関を使わなくても転職できる可能性が高いですが、40代50代になると公的機関を併用したほうがいいですよ。
なぜなら、ミドルシニアの書類通過率は約3%前後と言われており、書類を通過させるためには数多くの応募先を確保する必要があるからです。
また、ハローワークや東京しごとセンターなどの公的機関は、ミドルシニアの転職にも対応しており、セミナー等も豊富で、適切なアドバイスを受けられる可能性もありますよ。
ハローワーク全国にありますが、それ以外にあなたの居住地域にある公的サポート機関をリストアップしてみましょう。
ハローワーク等公的サポート機関については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代ハローワーク&公共サポート機関転職活動
リファラル採用
リファラル採用とは、あなたの人脈を利用して潜在求人に応募することです。
ミドルシニアの転職では、リファラル採用で就職が決まるケースも多いですね。
なぜなら、ミドルシニアは今までのキャリアの中で人脈が豊富だからです。
まずは人脈シートを作成して、あなたご自身の人脈を洗い出してみましょう。
リストの項目は、前職の上司や同僚、友人、知人、恩師、親戚等です。
そして可能性の高い人から連絡を取って、現在就職活動中であることを伝えましょう。
知人からの情報で、思いがけなく就職が決まるケースも多いですよ。
特に普段接している人よりも、しばらく連絡を取っていない人から良い情報を得られることが多いです。
なぜなら、普段接している人の持っている情報は限定されるからです。
思い切って、ご無沙汰している人に連絡を取ってみましょう。
解消法3 まずは職務経歴書を作成してキャリアの棚卸を行おう
転職をしようかどうか悩んで不安に思っている方は、まずは職務経歴書を作成しましょう。
すでに職務経歴書を作成済みの方は、この機会にブラッシュアップを行うことをオススメします。
転職活動はあなたのキャリアと企業の求めるキャリアのマッチングです。
転職活動を成功させるためには、徹底した自己分析と企業分析が重要なポイントになるんですよ。
自己分析の方法については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代の転職活動には自己分析が必要な3つの理由
企業分析の方法については下記の記事を参考にしてください。
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自己分析でキャリアの棚卸を行うためには、職務経歴書を作成することが一番の近道です。
40代50代で転職・再就職を検討している方は、20代30代の方に比較してキャリアを多く積んでいます。
そのため採用する企業としても採用の目的は応募者のポテンシャルよりも、キャリアを活かして即戦力として活躍してくれるかどうかを最重要視しています。
採用企業の意図からしても、今までのキャリアを最大限にアピールしてライバルに差をつけられる職務経歴書が重要なんですよ。
転職活動の不安を解消するためにも職務経歴書を作成して、あなたのキャリアで応募できる求人案件を明確にすることが大事ですね。
職務経歴書の作成方法については下記の記事を参考にしてください。
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【最新版】40代50代転職で採用される職務経歴書の書き方完全ガイド
解消法4 転職経験者から情報収集をしよう
転職活動の不安解消するには、あなたの今の悩みを誰かに聞いてもらうことが必要ですね。
その相談相手には転職のプロである転職エージェントのコンサルタントや、ハローワークなどの公的サポート機関の専門相談員などが考えられます。
しかしコンサルタントや相談員の中には自身で転職経験のない方もいらっしゃいます。
そんな時に頼りになるのが、実際に転職を経験している人なんですよ。
転職経験者は自分自身の経験から、失敗談、成功談を話してくれる可能性もあります。
また利用してよかった転職エージェントや転職サイトの情報を教えてくれるかもしれません。
僕の成功談については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】30代40代50代で転職再就職6回成功した方法
僕の失敗談については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】30代40代50代転職再就職の失敗談をお話しします
特に40代50代で転職を経験している方は苦労されたことも多いと思いますので、親切にアドバイスしてくれる可能性がありますよ。
身近に転職経験者がいれば、ぜひ相談してみてください。
ただし同じ職場の人には相談しないほうが賢明です。
あなたが転職を検討していることが社内に知れ渡る可能性がありますからね。
周りに転職経験者がいない場合は、僕のブログを参考にしてくださいね。
解消法5 信頼できる転職エージェントに登録しよう
転職の不安を解消するためには、やはり転職のプロである信頼できる転職エージェントに登録することが一番ですね。
40代50代の転職活動においても、良いコンサルタントにめぐり合うことが成功への近道であることは間違いのない事実です。
転職エージェントに登録するメリットは数多くあります。
登録方法や利用方法を間違えなければ、40代50代の求職者にとっても転職エージェントは力強い味方になってくれますよ。
転職エージェント登録メリット
- 履歴書・職務経歴書などの応募書類の書き方についてアドバイスを受けられる
- 模擬面接などの面接対策を受けられる
- 非公開求人を数多く所有している
- 年収の高い求人が多い
- 応募先企業と面接のスケジュール調整をしてくれる
- 応募先企業と入社日や年収の交渉をしてくれる
履歴書・職務経歴書などの応募書類の書き方についてアドバイスを受けられる
転職活動の第一関門は書類が通過するかどうかです。
転職エージェントによっては、コンサルタントが書類の書き方について丁寧にアドバイスしてくれますよ。
僕も、最初の転職活動において転職エージェントDODA(当時はインテリジェンス)のコンサルタントのアドバイスを受けて、職務経歴書を作成しました。
その後、他の転職エージェントのコンサルタントの添削を何度も受けて職務経歴書を完成させました。
それで、書類の通過率が大きく上がったんですよ。
模擬面接などの面接対策を受けられる
転職エージェントによっては、面接対策を行ってくれるところもあります。
応募先企業の求める人物像を把握しているので、適切なアドバイスを受けられますよ。
最近ではオンライン面接も増えているので、オンライン面接の注意点を聞ける可能性もあります。
非公開求人を数多く保有している
転職エージェントの求人には、一般に公開されていない非公開求人が多数存在します。
なぜなら求人を出している企業の中には、レベルの高い求職者を採用したいために、転職エージェントを利用して採用者を厳選する企業があるからですね。
年収の高い求人が多い
採用コスト予算に余裕のある企業は、転職エージェントを利用して、より良い人材を採用したいと考えています。
採用コストについては、転職エージェント>転職サイト>公的機関(ハローワーク等)の順番になります。
ハローワークはコストゼロ、転職サイトは掲載期間にもよりますが50~100万円前後、転職エージェントは年収の約30%ですから、
年収600万円で採用したら、約180万円ということになりますね。
そのため、転職エージェントを利用する企業は採用コストをかけられる優良企業が多いと推測できます。
応募先企業と面接スケジュール調整をしてくれる
特に企業に在籍中に転職活動を行う場合は、面接スケジュール調整に苦労します。
一般的に面接は平日に行われることが多いのですが、その場合は有給休暇を取得して対応するわけですね。
そのときは相手先企業と、何度も面接日程を調整する必要が出てきます。
僕も、転職エージェントにスケジュールを何度も調整いただき採用された経験がありますよ。
個人で何度もスケジュール変更を依頼すると、企業からの印象が悪くならないか心配です。
その点、転職エージェントのコンサルタントに依頼したほうがスムーズに進みますよ。
応募先企業と年収や入社日の交渉をしてくれる
応募者が面接時に年収の交渉をすることは、採否の結果に影響を与える可能性があります。
年収交渉はプロに任せたほうがうまくいきますよ。
おすすめの転職エージェントは下記の記事を参考にしてください。
おすすめ転職エージェント
転職エージェントには、幅広くあらゆる業種の求人を扱っている総合型エージェントと、特定の業種に特化した求人を扱っている特化型エージェントがあります。
転職活動では、総合型エージェントを2社以上、特化型エージェントも2~3社登録することをおすすめします。
なぜなら、それぞれのエージェントの扱っている案件に違いがあり、特に大手の総合型エージェントは膨大な数量の求人を保有しているからです。
また、特化型エージェントは特定の業界に特化しているという強みがあるので、志望する業界の求人を扱うエージェントに複数登録しましょう。
40代50代におすすめの総合型と特化型転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
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【2024年】40代50代転職エージェントおすすめランキング
まとめ:悩んでいるのなら行動に移そう
40代50代で転職を検討している方は不安ですよね。
特に今まで転職経験のない方は、なおさらだと思います。
しかし一歩踏み出してみると新しい道が開ける可能性がありますよ。
まずは現在の企業で働きながら、転職活動を開始することをオススメします。
転職活動の不安を解消する方法をもう一度お伝えしておきますね。
転職の不安解消方法
- 在職中に転職活動を行う
- 応募先を見つけるルートをすべてリストアップ
- まずは職務経歴書を作成してキャリアの棚卸し
- 転職経験者からの情報収集
- 信頼できる転職エージェントに登録
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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