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私は40歳なんですけど、面接のときに転職理由をどう伝えていいかわかりません。
採用される面接理由の伝え方を教えてもらえますか?
6回の転職経験と100名以上の採用面接の経験がある僕が、経験をもとに解説しますよ。
本記事の内容
- 転職活動において転職理由の伝え方が重要な理由
- 40代50代の転職で転職理由を作成するときの注意点
- 40代50代の転職で採用担当者から受け入れられる転職理由とは
本記事の信頼性
40代50代の転職では、転職回数の多い方もいらっしゃると思います。
採用担当者が転職回数の多い応募者を採用するにあたって、いちばん懸念するのは採用してもまた転職されるのではないかということです。
応募者は転職理由の伝え方を間違えると、面接で不合格になる可能性が高くなりますよ。
面接を通過して採用されるためには、転職理由をどう伝えるかがとても重要になります。
この記事では僕の6回の転職経験と100名以上の採用面接経験をもとに、採用される転職理由の伝え方を解説しますね。
目次
40代50代の転職で転職理由の伝え方はどのようにすればよいか
転職理由は大きく2つに分かれます。
ひとつは前の会社を辞めた理由、いわゆる退職理由ですね。
もうひとつは応募先企業に入社したい理由、いわゆる志望動機です。
志望動機は、なぜその会社でなくてはダメなのかというプロポーズです。
40代50代の転職で採用される志望動機の書き方については下記の記事を参考にしてください。
この記事では主に、なぜ前の会社を辞めたかという退職理由の伝え方について解説します。
転職・再就職活動で退職理由の伝え方が重要な理由
40代50代の転職・再就職活動では、退職理由の伝え方が採否を分ける大きなポイントになります。
なぜなら採用担当者が採用にあたって懸念することは、採用しても短期間でまた転職されてしまうのではないかということだからです。
短期間で転職を繰り返すいわゆる「ジョブホッパー」ですね。
そういう応募者は、せっかく採用しても同じ退職理由ですぐに辞めてしまうと推測されるわけです。
日本企業では、いまだに転職回数の多い応募者はネガティブにとらえられます。
その意味でも退職理由については、一社一社明確に回答できるようにすることが重要ですよ。
退職理由作成に必要な準備は何か
退職理由を作成するにあたり準備することは、まず履歴書・職務経歴書を作成することです。
履歴書、職務経歴書を作成することで今まで就業した企業でどのような業務にたずさわり、どのような経緯で退職にいたったかというキャリアの棚卸をおこなうことができます。
キャリア棚卸等の自己分析については下記の記事を参考にしてください。
僕の場合は6回転職をしているので、履歴書・職務経歴書を作成しながら一社ごとに退職理由を考えました。
具体的には、解雇が2回、契約期間満了による雇止めが1回、希望退職に応募した退職が1回、自主退職が2回でしたので、ひとつひとつ採用担当者に納得してもらえるような退職理由を考えるのに多くの時間を要しましたね。
40代50代の転職で採用される履歴書・職務経歴書の書き方については下記の記事を参考にしてください。
40代50代の転職で退職理由を作成するときの注意点
40歳で4回転職しているんですけど、退職理由は1社ずつ作成する必要はありますか?
また、面接でこれを言ったら落とされるという退職理由があれば教えてください。
はい、退職理由は在籍していた企業ごとに1社ずつ考えてくださいね。
面接でNGな退職理由も詳しく解説しますよ。
転職回数の多い応募者に対しては、採用担当者はまた退職されるのではないかという懸念で、1社ごとに退職理由を聞いてくる可能性がありますよ。
この章では退職理由を作成するときに注意するポイントについて、採用担当者の視点をふまえて解説します。
退職理由を作成するときに注意するポイント
退職理由を作成するときに注意するポイントは、ネガティブな退職理由を表面に出さないことです。
会社を退職して転職を検討する場合は、「給料が安い」「残業が多い」「休日が少ない」「人間関係がよくない」「会社の将来が不安」などネガティブな理由が多いのが現実です。
しかしネガティブな理由をそのまま面接で話すと、採用担当者に良い印象を与えません。
なぜなら自社に入社しても同じような不満を持って、また退職してしまうのではないかと考えるからです。
対策としては、ネガティブワードをポジティブワードに変換することです。
例えば「給料が安いから」ではなく、「成長性のある貴社で実績を残して、前職より年収をあげたい」というように変換するということです。
また「会社の将来が不安だから」ではなく、「独自の戦略で市場シェアを拡大している貴社で、今までのキャリアを活かして貢献したい」など入社後の活躍するイメージがわきやすい転職理由を述べることがポイントですね。
退職理由でこれを言ってはいけない
面接でこれを言ったら確実に落とされるNGワードについて具体的に解説しますね。
退職理由NGワード
- 給料が安いから
- 残業が多いから
- 休日が少ないから
- 人間関係がよくないから
- ブラック企業だから
- 会社の将来に不安を感じて
- 前の会社の悪口
このような雇用条件に関することは他社との相対的なことなので、前の会社より高い年収で採用されたとしても、さらに良い給与を求めて転職するのではないかと思われます。
このように会社に不満を言って退職する人は「ジョブホッパー」として、日本企業では敬遠される可能性が高いです。
採用して入社しても、同じような不満を口にして他の社員に悪影響を及ぼすのではないかということが容易に想像できますね。
日本企業はチームワークを乱されることを極端に嫌いますからね。
転職理由の伝え方についても、転職エージェントに登録してコンサルタントに相談すると、応募企業に合わせた転職理由を一緒に考えてくれますよ。
40代50代のおすすめ転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
40代50代の転職 採用担当者から受け入れられる転職理由とは
ネガティブな退職理由がダメというのはわかりました。
それではどのような転職理由が採用につながりますか?
入社後の活躍がイメージできる転職理由がベストですね。
採用担当者の経験から詳しく解説しますね。
採用担当者は、応募者が入社後にそのポジションで活躍できるイメージを持てるポジティブな転職理由を好みます。
それでは、面接でどのように話せばよいか具体的に解説します。
採用担当者は転職理由のここを見ている
採用担当者は応募者を採用しても、同じような理由でまた退職してしまうのではないかということをとても気にします。
そのため、ネガティブワードに対して過剰に反応します。
それでは、どのように転職理由を伝えればよいでしょうか
採用される転職理由
- 貴社の企業理念のこの部分に(具体的に)共感しました
- 成長性のある貴社で、自分をさらに成長させたいため転職を決意しました
- 今までのキャリアを活かして、貴社と貴社のクライアントに貢献したいと思い転職を決意しました
応募先企業の募集要項やホームページを読み込んで、企業理念やトップメッセージからキーワードを拾いだし、具体的に共感したワードを述べると、採用担当者からはよく企業研究をしているというとらえ方をされてプラスの評価になります。
また新たな環境で自分を成長させたいという理由も、ポジティブにとらえられ高評価につながりますよ。
そして今までのキャリアを活かして貢献したいという理由も、入社後に活躍するイメージを持たれて効果的ですよ。
面接での質疑応答については下記の記事を参考にしてください。
転職理由の伝え方でよくある質問にお答えします
Q.前の会社に解雇されて再就職するのですが、正直に伝えるとマイナスにならないですか?
A.40代50代の転職は、倒産・解雇・雇止めなどやむを得ない理由が多いのは事実です。
応募者に非のない解雇・雇止めなどの会社都合による退職は、正直に話せばマイナス評価にはなりません。
逆に自己都合退職が多いと、採用してもすぐに転職を繰り返すのではないかと思われてマイナス評価になりますよ。
Q.希望退職に応じて退職する場合はどのように伝えればよいですか?
そのまま正直に伝えましょう。
採用担当者も、前の会社の業績が悪いことを理解して退職やむなしと理解してくれますよ。
Q.退職理由を履歴書や職務経歴書に記載する必要はありますか?
A.記載する必要はありません。
なぜなら退職理由は伝え方が非常にむずかしいので、文章だとネガティブに伝わる可能性があるからです。
履歴書や職務経歴書には企業名と退職年月の事実だけを記載して、面接の対話の中で退職理由を伝えるのがベストですよ。
まとめ:このポイントを押さえれば転職理由は受け入れられる
現在在籍している企業を退職して、他の企業に転職したい理由の大半は「給料が安い」「人間関係がよくない」「残業が多い」「会社の将来に不安」などネガティブなものが多いです。
しかし、それをそのまま面接で採用担当者に伝えると、まちがいなく落とされますよ。
転職理由の伝え方のポイントは「ネガティブな転職理由」を「ポジティブな転職理由」に変換して、採用担当者に自社で活躍するイメージを持たせることです。
40代50代の転職・再就職の方法完全ロードマップについては下記の記事を参考にしてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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