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私は40歳で会社を辞めたいのですが、この歳で転職は難しいと聞きます。我慢して今の会社にとどまった方がいいですか?
何歳になっても会社を辞めたい気持ちはわかります。僕の体験をもとにアドバイスしますね。
本記事の内容
- 40代50代は転職したくても我慢するべきか解説します
- 40代50代はどのように転職活動を行えばよいか解説します
- 40代50代の転職活動ロードマップを解説します
本記事の信頼性
何歳になっても会社を辞めたいと思うことがありますよね。
特に中高年になると会社内での責任も重くなりプレッシャーも大きくなります。
毎日会社を辞めたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし中高年の転職は難しいといわれているので、我慢して仕事をしながらも悩んでいる方もいると思います。
僕も何度も同じような気持ちで悩んでいた経験がありますよ。
この記事では僕の体験をふまえて、40代50代の方は我慢して今の会社にとどまるか転職するべきかどうか解説します。
目次
40代50代は転職をしないで今の会社で我慢して働くべきか
40代50代は社内でそれなりのポジションについて、プレッシャーの中で仕事をしている方も多いと思います。
僕も43歳の時に、大手スーパーマーケットで営業本部長直属の部下である営業課長として仕事をしていました。
その時は毎週月曜日は始発で会社に行き、役員会議の資料を作成していたんですよ。
また店長会議では、営業本部長の代行としてその場を取り仕切っていました。
営業数値の責任もあり、プレッシャーは半端なかったですね。
その後1年経過して業績が上がらなかったために、営業課長のポジションから外されて他部署に異動になったんですよ。
僕は異動先で店舗の次長として仕事を継続しましたが、1年後に退職を決意して転職エージェントを利用して転職を果たしました。
その時は会社の業績も悪化して人事異動も頻繁に起こり、毎日会社を辞めたいと思っていましたね。
この記事をご覧になっている皆さんも、会社を辞めたいと悩んでいる方が多いと思います。
しかし辞めたくても、40代50代では転職先がないだろうとあきらめているかもしれません。
なぜ転職したいかを明確にしよう
現在転職をしたいと考えている方は、転職したい理由を明確にしましょう。
よくある転職したい理由をリストアップしてみますね。
転職したい理由
- 職場の人間関係がよくない
- 業務が自分に合わない
- 残業や休日出勤が多い
- 給料が業務に見合わない
- 上司からのパワハラがある
転職したい理由で多いのは職場の人間関係や上司からのパワハラなどでしょうか
辞めたい理由が人間関係ならば、大手企業では部署異動で解決することもありますね。
しかし社員数の少ない中小企業では、なかなか難しいかもしれません。
また給与や残業などの待遇面については、すぐには改善されないことが多いですよね。
まずはあなたが転職したい理由を明確にして、今の会社に残ることで解決できるかどうかを検討しましょう。
無理して今の会社に残らなくてもよい理由
部署異動などで問題が解決できるのであれば今の会社にとどまるという選択肢もありますが、給与などの待遇面が不満ならば我慢して働くよりも転職を検討したほうがよいでしょう。
特に上司や同僚との人間関係で悩んでいたり、残業や休日出勤が多く疲弊している場合はメンタルをやられる可能性がありますよ。
僕の同僚でも過剰な労働で心身を壊して退職していった方が何人もいましたね。
仕事は収入を得るための手段です。
今の仕事があなたに合わないのであれば、手段を変えるだけですね。
無理して体を壊すくらいなら、転職を検討しましょう。
ポイント
会社にとどまることで問題が解決できないのであれば転職を検討しよう!
40代50代はどのように転職活動を行えばよいか
無理して今の会社にとどまらなくてもいいということは理解しました。
それでは在籍しながら転職活動を行うのか、退職して再就職活動を行った方がいいのかどちらでしょうか?
企業に在籍しながら転職活動を行うのか、退職して再就職活動を行う方がいいのか悩ましい問題ですね。
どちらにもメリットデメリットがありますよ。
僕の体験をもとに詳しく解説しますね。
会社に在籍しながら転職活動を行うか、退職してから再就職活動を行うかは悩ましい問題ですよね。
結論としては在籍しながら転職活動を行うのがベストです。
それでは両方のメリットデメリットをリストアップしますね。
在籍中に転職活行うメリット
- 収入が途切れないため金銭的な余裕がある
- スケジュールは余裕をもって立てられる
- 職歴にブランクができない
在籍中に転職を行うデメリット
- 転職活動にかけられる時間が限られる
- 面接に呼ばれたときスケジュール調整が困難である
- 引継ぎ等があるため応募先企業に入社日を明確に回答できない
退職後再就職活動を行うメリット
- 再就職活動に十分な時間をかけられる
- 面接に呼ばれたときスケジュール調整をしやすい
- 急募案件の応募に有利である
退職後再就職活動行うデメリット
- 定期収入がなくなるため金銭的な余裕がなくなる
- 期限が決められるため精神的な余裕がなくなり、活動期間が長期になるほどあせりが出る
- 生活リズムが不安定になりがちである
原則としては在籍中に転職活動を行う方が精神的にも余裕が持てます。
退職後に再就職活動を行うと金銭的にも精神的にも余裕がなくなるので、活動期間は3か月~6か月が目安になります。
しかし在籍中に転職活動を行うのであれば、6か月~1年くらいを目安にするとよいでしょう。
在籍中ですと現在の業務を行いながらの転職活動となるため、転職活動に当てられる時間も限られますね。
そのためにも余裕をもって期間を設定することが大事ですね。
40代50代の転職で、どのくらいの期間が必要かについては下記の記事を参考にしてください。
まずは転職エージェントに登録するべき理由
転職活動は大変ですね。
僕も何度も経験しているので、大変さはよくわかります。
内定が出るまでに自己分析を行い、応募書類を作成し、求人案件を探して、面接対策を行い、面接のスケジュール調整を行い、それでやっと内定までこぎつけるということですね。
これをすべて一人でやるのは、精神的にもキツイですよね。
実は転職エージェントは、これらのことをすべて無料でお手伝いしてくれますよ。
転職エージェント登録理由
- 履歴書・職務経歴書などの応募書類の書き方についてアドバイスを受けられる
- 模擬面接などの面接対策を受けられる
- 非公開求人を数多く所有している
- 年収の高い求人が多い
- 応募先企業と面接のスケジュール調整をしてくれる
- 応募先企業と入社日や年収の交渉をしてくれる
①履歴書・職務経歴書などの応募書類の書き方についてアドバイスを受けられる
転職活動の第一関門は書類が通過するかどうかです。
転職エージェントによってはコンサルタントが書類の書き方について丁寧にアドバイスしてくれますよ。
僕も、最初の転職活動において転職エージェントDODA(当時はインテリジェンス)のコンサルタントのアドバイスを受けて、職務経歴書を作成しました。
その後、他の転職エージェントのコンサルタントの添削を何度も受けて職務経歴書を完成させました。
それで、書類の通過率が大きく上がったんですよ。
②模擬面接などの面接対策を受けられる
転職エージェントによっては、面接対策を行ってくれるところもあります。
応募先企業の求める人物像を把握しているので、適切なアドバイスを受けられますよ。
最近では、オンライン面接も増えているので、オンライン面接の注意点を聞ける可能性もあります。
③非公開求人を数多く保有している
転職エージェントの求人には一般に公開されていない非公開求人が多数存在します。
なぜなら求人を出している企業の中には、レベルの高い求職者を採用したいために、転職エージェントを利用して採用者を厳選するためですね。
④年収の高い求人が多い
採用コスト予算に余裕のある企業は、転職エージェントを利用して、より良い人材を採用したいと考えています。
採用コストについては、転職エージェント>転職サイト>公的機関(ハローワーク等)の順番になります。
ハローワークはコストゼロ、転職サイトは掲載期間にもよりますが50~100万円前後、転職エージェントは年収の約30%ですから、
年収600万円で採用したら、約180万円ということになりますね。
そのため、転職エージェントを利用する企業は採用コストをかけられる優良企業が多いと推測できます。
⑤応募先企業と面接スケジュール調整をしてくれる
特に企業に在籍中に転職活動を行う場合は、面接スケジュール調整に苦労します。
一般的に面接は平日に行われることが多いのですが、その場合は有給休暇を取得して対応するわけですね。
そのときは応募先企業と、何度も面接日程を調整する必要が出てきます。
僕も転職エージェントにスケジュールを何度も調整いただき、採用された経験がありますよ。
個人で何度もスケジュール変更を依頼すると、企業からの印象が悪くならないか心配です。
その点、転職エージェントのコンサルタントに依頼したほうがスムーズに進みますよ。
⑥応募先企業と年収や入社日の交渉をしてくれる
応募者が面接時に年収の交渉をすることは、採否の結果に影響を与える可能性があります。
転職エージェントは、採用者の年収が上がれば収益も上がるので年収交渉も熱心にやってくれますよ。
年収交渉はプロに任せたほうがうまくいきますよ。
ポイント
転職を検討するのであれば、まずは転職エージェントに登録してコンサルタントに相談しよう!
40代50代におすすめの転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
転職活動には自己分析が重要な理由
転職・再就職を考えたとき、自分が今までに経験した業種・職種をめざすのか、まったく未経験の業種・職種をめざすのかを明確にすることが重要です。
それを判断するためにも、自己分析はとても大切になります。
就職活動を成功させるためには、自分を知ることと同時に相手(企業)を知ることがとても重要です。
自分と企業、労働市場を十分に理解したうえで方向性を決定し、自分をとりまく環境と照合させることで、どういう業種・職種をめざすかが明確になってきますよ。
まずは、自分の能力(仕事におけるスキル)興味(やりたい仕事)価値観(ゆずれない条件)を整理しましょう。
整理をしたら、それを言語化しましょう。
具体的にはあなたの方向性と目標を明確にすることですね。
そのためには、あなたがやりたいこと(WILL) 、できること(CAN)、やるべきこと(MUST)のリストアップを行います。
WILL、CAN、MUSTを明確にすることが、レジュメ、面接での志望動機につながりますよ。
自己分析の方法については下記の記事を参考にしてください。
40代50代転職活動ロードマップ
転職活動はやることが多いですね。
しかしやるべきことを効率的に行えば必ず道はひらけます。
僕の経験をもとに具体的なロードマップを解説します。
応募先企業発見方法
自己分析を行ったら次は応募する企業を見つけることですね。
情報収集ルートには、転職エージェント、転職サイト、公的機関(ハローワーク等)など複数あります。
それぞれのルートには特性があるので、情報が片寄らないように複数のルートから、まんべんなく情報収集することが重要です。
40代50代の転職活動では応募できる案件が非常に少ないです。
少ない求人に対する応募者が多いため、条件の良い求人はすぐに締め切られてしまいます。
求人の見逃しがないように、あらゆるルートを使って求人案件を探してすぐに応募することがポイントですよ。
40代50代の転職活動では、とにかく素早く行動するということがとても重要です。
応募先企業の探し方については下記の記事を参考にしてください。
応募書類を通過させる方法
就職活動において求人を募集している企業に応募すると、面接に進む前に書類を送り書類選考となるケースが大半です。
企業側としては応募者全員と面接する時間が取れないため、面接に呼ぶ応募者を書類で選抜するわけですね。
そのため書類選考を通過する書類を作らなければ、面接にすら進めません。
また、応募書類には履歴書と職務経歴書はマストですが、担当者の見る視点は履歴書と職務経歴書では大きく異なります。
履歴書と職務経歴書の大きな違いは、履歴書はフォーマットが決まっているが、職務経歴書はフォーマットが決まっていないということです。
つまり、履歴書は指定された項目を誤字脱字や年月間違えがないように正確に記載することが重要ですよ。
職務経歴書は加点方式、履歴書は減点方式の側面が強いということになります。
履歴書の作成方法については下記の記事を参考にしてください。
40代50代で転職・再就職を検討している方は、20代30代の方に比較してキャリアを多く積んでいます。
そのため、採用する企業としても採用の目的は応募者のポテンシャルよりも、キャリアを活かして即戦力として活躍してくれるかを最重要視しています。
採用企業の意図からしても、今までのキャリアを最大限にアピールしてライバルに差をつけられる職務経歴書が重要なんですよ。
また、書類選考を通過して面接に進んだ場合は、職務経歴書の内容をもとに質問されることが多いです。
面接で自己アピールをするときも、職務経歴書の内容をアピールすることは重要です。
面接における「台本」を作成する意味合いでも、職務経歴書の役割は重要ですね。
現在の転職活動において、作成にかける時間、書類通過における重要性からしても職務経歴書が9割といっても過言ではありません。
職務経歴書の作成方法については下記の記事を参考にしてください
書類選考を通過させるには、企業から指定された履歴書、職務経歴書を最高のレベルに仕上げることは当然ですが、プラスアルファとして自己PR書を提出することがポイントです。
なぜ自己PR書の提出がポイントなのか理由は下記3点です。
1.自己PR書を送付する応募者はほとんどいない
なぜなら、自己PR書の送付を指定する企業はほとんどないからです。
そのため、自己PR書を送付するだけでも他の応募者との差別化ができ、採用担当者に目を通してもらえる可能性が高くなります。
2.自己PR書は今までのキャリアでの成功例を具体的にアピールできる
ミドルシニアの応募者は、ヤングに比べてキャリアが長いため、数々の失敗、成功を経験しているはずですね。
業務でうまくいかなかったことを克服して、成功に導いた経験は採用担当者の記憶に残りますよ。
職務経歴書に自己PRを記載してもよいですが、より具体的に成功体験を記載すると職務経歴書の枚数が多くなってしまいます。
採用担当者にじっくり目を通してもらうためにも、単独で自己PR書を作成するのが得策ですよ。
3.自己PR書は採用担当者の記憶に残りやすい
ストーリー性のある成功体験は、エピソード記憶として採用担当者の記憶に残りやすいですよ。
履歴書、職務経歴書は枚数の制限があるため、どうしても事実の羅列だけになりがちです。
自己PR書では、A4用紙1枚にPRポイントに関する出来事をストーリー風に記載すると、採用担当者に印象づけることができますよ。
自己PR書の作成方法については下記の記事を参考にしてください
面接対策完全ガイド
面接のステップに進むということは、書類選考の結果、履歴書、職務経歴書に書かれたあなたのキャリアが、応募先企業の求めるものと一致しているということですので、自信をもって面接に臨んでください。
しかし、まだライバルは残っています。
事前準備を完璧に行って面接に臨みましょう。
転職活動の面接回数は2~3回のパタンが大半です。
1回目は人事担当者か採用部門の責任者、最終面接は役員等の決裁権のある方です。
いずれにしても、面接は内定が確定する最終関門です。
各企業が求める、経験、スキルはそれぞれ異なりますが、共通して求められるのはその企業に入社したいという強い意欲です。
意欲は、事前準備、心構えを意識するだけで大きく変わります。
面接の成功は、いかに事前準備をしたかによって左右されます。
面接対策については下記の記事を参考にしてください
まとめ:今の状況が我慢できなければ転職を検討しよう
40代50代の転職は厳しいと聞いて、転職活動に二の足を踏む方も多いと思います。
しかし仕事は収入を得るための手段と考えれば、転職は手段を変えるだけです。
一番重要なのはあなたの人生です。
無理をして体を壊したり、毎日憂鬱な気分で人生を過ごすのであれば転職で環境を変えることで解決できますよ。
恐れずに一歩前に進みましょう。
転職活動を開始するには、まずは転職エージェントに登録してコンサルタントに相談することをおススメします。
40代50代におすすめの転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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