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私は40歳なのですが、転職は厳しいといわれているのでなかなか決断できません。
この年齢だと転職は難しいのでしょうか?
40代50代の転職再就職は厳しいですね。
しかし不可能ではありません。
僕の6回の転職成功例をふまえてどのようにすれば転職できるか詳しく解説します。
本記事の内容
- 40代50代の転職再就職はなぜ厳しいのか解説します
- 40代50代の転職再就職はどのようにすれば成功するか解説します
- 40代50代の転職再就職でよくある質問にお答えします
本記事の信頼性
40代50代の転職再就職は厳しいといわれています。
そのために転職を検討しているけれど、二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
確かに40代50代の転職再就職は厳しいですね。
しかし正しい方法で対策を立てて実行すれば不可能ではありません。
実際に僕も40代以降で4回転職再就職を成功させました。
この記事では僕の体験をもとに、どのようにすれば転職再就職を成功できるかを詳しく解説します。
目次
40代50代の転職再就職はなぜ厳しいのか
40代50代の転職活動は、20代30代に比べると厳しいといわれています。
僕も32歳、34歳、44歳、49歳、53歳、61歳で転職再就職を行いましたが、30代に比べて40代50代の転職活動はとても苦労しました。
転職サイト等を通して求人案件を検索して応募しても書類選考が通らずに、お祈りメールを何度ももらってへこみましたね。
40代50代転職が厳しい理由
- 40代50代の求人自体が少ない
- 企業が40代50代の採用に積極的でない
- 40代50代の求人はキャリア採用がほとんどである
40代50代の転職再就職は求人自体が少ない
求人を出している企業の多くが求めているのは、ポテンシャルのある若手であるということですね。
特に日本企業はその企業の文化に社員を染めたいという傾向が強いため、できるだけ他の企業文化に染まっていない若手を好む傾向にあります。
転職サイト等に求人を出している企業は営業などの職種で若手社員を大量に採用したいところが多いですね。
40代50代はキャリア採用が多いため、求人自体が少ない傾向にあります。
実際にハローワークや転職サイトの求人では、35歳以下で年齢制限がかけられている求人が数多く存在します。
年齢制限された求人が存在する理由は、長期的なキャリア形成を見込んでいるケースであれば、35歳以下で年齢制限をかけてもよいというルールがあるからです。
厚生労働省は、求人募集や採用で年齢制限を設けることは原則禁止としています。
しかし以上の条件が揃えば、35歳以下で年齢制限をかけることが可能です。
35歳以下年齢制限可能条件
- 雇用期間の定めがない
- 職務経験を問わない
- 長期的なキャリアを見込んでいる
企業が40代50代の採用に積極的でない
また企業が中途採用を検討するときは欠員補充がほとんどなので、人員を補充する部署の年齢構成を気にすることが多いですね。
例えば、その部署の部長が40代なので、部下は40歳以下の人員を採用したいということが多いです。
そのために転職サイト等を見ると求人案件自体は多いのですが、20代30代を想定した求人がほとんどですね。
僕も採用担当者として100人以上の採用を行いました。
採用担当者としても、年齢の高い応募者を採用すると現場からクレームが入ることを懸念する傾向がありますよ。
40代50代を想定した求人自体が非常に少ないのはこのような理由もあります。
40代50代の求人はキャリア採用がほとんどである
企業が40代50代の求職者に求めるものは、マネジメント力と専門性です。
20代30代の求職者に求めるものはポテンシャルという企業が多いですが、40代50代の求職者にはキャリアを求めます。
つまり今までのキャリアを再現してどのように活躍してくれるかということですね。
そのために企業によってはヘッドハンティング型の転職エージェントを利用して、求めるキャリアにあった人材を探すことも多いですね。
特に企業が40代50代の求職者に求めるポジションは管理職や専門職が多いので、マネジメント力と専門性を最大限にアピールする必要がありますよ。
40代50代が転職再就職を成功させるには何をすればよいか
40代50代の転職活動は大変ですが、僕が転職活動を行っていた10年前に比べると可能性は広がっています。
特に以前は「35歳転職限界説」というのがあって、35歳を過ぎると転職はできないという説がまことしやかに語られていましたね。
しかし現在では35歳以上の転職市場は活発になっています。
詳しくは下記の記事を参考にしてください。
また40代50代の転職市場が活性化している例としては、2021年に僕が大手転職エージェントに登録したとき、そのエージェントには45歳以上専属のコンサルタントが在籍していました。
以前は40歳以上の応募者が転職エージェントに登録しても「現在ご紹介できる案件がないので、案件が出たら連絡します」という回答で放置されることが多かったですね。
その時に比べると、40代50代の転職活動をとりまく状況は大きく変化していますね。
応募先企業をどのように探せばよいか
40代50代の転職活動では、応募できる案件が非常に少ないです。
少ない求人に対する応募者が多いため、条件の良い求人はすぐに締め切られてしまいます。
求人の見逃しがないように、あらゆるルートを使って求人案件を探してすぐに応募することがポイントですよ。
40代50代の転職活動では、とにかく素早く行動するということがとても重要です。
転職活動が初めての方も多いと思いますが、まずは複数の転職エージェントに登録することから始めましょう。
転職エージェントは、就職支援のプロがマンツーマンでキャリアカウンセリングを行い、あなたの強みを引き出し、あなたに最適な企業を紹介するサービスを行っています。
基本的に転職エージェントは無料で利用できますよ。
なぜなら、転職エージェントは利用者から登録料を徴収して収益を上げるのではなく、求人企業から成果報酬として紹介料を得るビジネスモデルだからです。
求人を出している企業が応募者を採用したときに、年収の30%前後を転職エージェントに支払う仕組みになっています。
そのため、応募者は無料で転職エージェントのサービスを受けられるということですね。
無料で有益なサービスを受けられるので、利用しない手はないですよ。
40代50代におススメの転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
一方で公開求人を数多く掲載しているのは転職サイトです。
転職サイトは20代、30代向けの求人が多いですが、その中にもミドルシニア向けの求人もあります。
週に2回更新されるサイトが多いので、複数のサイトに登録して応募できる求人を見逃さないようにしましょう。
40代50代におススメの転職サイトについては下記の記事を参考にしてください。
書類選考はどうすれば通過できるか
就職活動において、求人を募集している企業に応募すると、面接に進む前に書類を送り書類選考となるケースが大半です。
企業側としては、応募者全員と面接する時間が取れないため、面接に呼ぶ応募者を書類で選抜するわけですね。
そのため、書類選考を通過する書類を作らなければ、面接にすら進めません。
応募書類には、履歴書・職務経歴書がマストですが、その中でも職務経歴書が一番重要です。
職務経歴書の書き方については下記の記事を参考にしてください。
あなたも新卒での就職活動等で履歴書を作成した経験があると思いますが、ミドルシニアの転職・再就職においては、履歴書に対する採用担当者の視点が大きく異なります。
採用担当者は、新卒採用では応募者のポテンシャルを、中途採用では応募者のキャリアと再現性を応募書類から読み取ろうとします。
また応募書類には履歴書と職務経歴書はマストですが、担当者の見る視点は履歴書と職務経歴書では大きく異なります。
履歴書と職務経歴書の大きな違いは、履歴書はフォーマットが決まっているが、職務経歴書はフォーマットが決まっていないということです。
つまり、履歴書は指定された項目を誤字脱字や年月間違えがないように正確に記載することが重要ですよ。
職務経歴書は加点方式、履歴書は減点方式の側面が強いということになります。
それでは、40代50代の転職・再就職においては、どのように履歴書を書き始めればよいでしょうか
履歴書の書き方については下記の記事を参考にしてください。
40代50代の応募書類では、職務経歴書、履歴書に加えて自己PR書を添付するとライバルに差をつけられますよ。
ここでは、ミドルシニアの転職活動で自己PR書が必要な3つの理由について解説します。
1.自己PR書を送付する応募者はほとんどいない
なぜなら、自己PR書の送付を指定する企業はほとんどないからです。
そのため、自己PR書を送付するだけでも他の応募者との差別化ができ、採用担当者に目を通してもらえる可能性が高くなりますよ。
2.自己PR書は今までのキャリアでの成功例を具体的にアピールできる
ミドルシニアの応募者は、ヤングに比べてキャリアが長いため、数々の失敗、成功を経験しているはずですね。
業務でうまくいかなかったことを克服して、成功に導いた経験は採用担当者の記憶に残りますよ。
職務経歴書に自己PRを記載してもよいですが、より具体的に成功体験を記載すると職務経歴書の枚数が多くなってしまいます。
採用担当者にじっくり目を通してもらうためにも、単独で自己PR書を作成するのが得策ですよ。
3.自己PR書は採用担当者の記憶に残りやすい
ストーリー性のある成功体験は、エピソード記憶として採用担当者の記憶に残りやすいですよ。
履歴書、職務経歴書は枚数の制限があるため、どうしても事実の羅列だけになりがちです。
自己PR書では、A4用紙1枚にPRポイントに関する出来事をストーリー風に記載すると、採用担当者に印象づけることができますよ。
自己PR書作成については下記の記事を参考にしてください。
面接対策はどうすればよいか
面接のステップに進むということは、書類選考の結果、履歴書、職務経歴書に書かれたあなたのキャリアが、応募先企業の求めるものと一致しているということですので、自信をもって面接に臨んでください。
しかし、まだライバルは残っています。
事前準備を完璧に行って面接に臨みましょう。
転職活動の面接回数は1~2回のパタンが大半です。
1回目は人事担当者か採用部門の責任者、最終面接は役員等の決裁権のある方です。
いずれにしても、面接は内定が確定する最終関門です。
各企業が求める、経験、スキルはそれぞれ異なりますが、共通して求められるのはその企業に入社したいという強い意欲です。
意欲は、事前準備、心構えを意識するだけで大きく変わりますよ。
面接の成功は、いかに事前準備をしたかによって左右されます。
面接対策については下記の記事を参考にしてください。
転職エージェントの活用がポイント
転職活動は大変ですね。
僕も何度も経験しているので、大変さはよくわかります。
内定が出るまでに自己分析を行い、応募書類を作成し、求人案件を探して、面接対策を行い、面接のスケジュール調整を行い、それでやっと内定までこぎつけるということですね。
これをすべて一人でやるのは、精神的にもキツイですよね。
実は転職エージェントは、これらのことをすべて無料でお手伝いしてくれますよ。
なぜ転職エージェントに相談するべきなのか
転職活動ではまずは転職エージェントに登録することをおススメします。
なぜ転職エージェントに相談するべきなのか詳しく解説しますね。
転職エージェント登録理由
- 履歴書・職務経歴書などの応募書類の書き方についてアドバイスを受けられる
- 模擬面接などの面接対策を受けられる
- 非公開求人を数多く所有している
- 年収の高い求人が多い
- 応募先企業と面接のスケジュール調整をしてくれる
- 応募先企業と入社日や年収の交渉をしてくれる
①履歴書・職務経歴書などの応募書類の書き方についてアドバイスを受けられる
転職活動の第一関門は書類が通過するかどうかです。
転職エージェントによってはコンサルタントが書類の書き方について丁寧にアドバイスしてくれますよ。
僕も、最初の転職活動において転職エージェントDODA(当時はインテリジェンス)のコンサルタントのアドバイスを受けて、職務経歴書を作成しました。
その後、他の転職エージェントのコンサルタントの添削を何度も受けて職務経歴書を完成させました。
それで、書類の通過率が大きく上がったんですよ。
②模擬面接などの面接対策を受けられる
転職エージェントによっては、面接対策を行ってくれるところもあります。
応募先企業の求める人物像を把握しているので、適切なアドバイスを受けられますよ。
最近では、オンライン面接も増えているので、オンライン面接の注意点を聞ける可能性もあります。
③非公開求人を数多く保有している
転職エージェントの求人には一般に公開されていない非公開求人が多数存在します。
なぜなら求人を出している企業の中には、レベルの高い求職者を採用したいために、転職エージェントを利用して採用者を厳選するためですね。
④年収の高い求人が多い
採用コスト予算に余裕のある企業は、転職エージェントを利用して、より良い人材を採用したいと考えています。
採用コストについては、転職エージェント>転職サイト>公的機関(ハローワーク等)の順番になります。
ハローワークはコストゼロ、転職サイトは掲載期間にもよりますが50~100万円前後、転職エージェントは年収の約30%ですから、
年収600万円で採用したら、約180万円ということになりますね。
そのため、転職エージェントを利用する企業は採用コストをかけられる優良企業が多いと推測できます。
⑤応募先企業と面接スケジュール調整をしてくれる
特に企業に在籍中に転職活動を行う場合は、面接スケジュール調整に苦労します。
一般的に面接は平日に行われることが多いのですが、その場合は有給休暇を取得して対応するわけですね。
そのときは相手先企業と、何度も面接日程を調整する必要が出てきます。
僕も、転職エージェントにスケジュールを何度も調整いただき採用された経験がありますよ。
個人で、何度もスケジュール変更を依頼すると企業からの印象が悪くならないか心配です。
その点、転職エージェントのコンサルタントに依頼したほうがスムーズに進みますよ。
⑥応募先企業と年収や入社日の交渉をしてくれる
応募者が面接時に年収の交渉をすることは、採否の結果に影響を与える可能性があります。
転職エージェントは、採用者の年収が上がれば収益も上がるので年収交渉も熱心にやってくれますよ。
年収交渉はプロに任せたほうがうまくいきますよ。
40代50代におススメの転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
40代50代の転職再就職よくある質問にお答えします
Q.40代50代の転職活動が20代30代に比べて厳しい理由を教えてください。
A.求人サイトを見ると圧倒的に20代30代を対象にした求人が多いですね。
特に日本企業は組織の年齢構成を気にするので、上司が40代だと20代30代を採用したがる傾向がありますね。
そのため40代50代はマネジメントや専門職採用がほとんどなので求人が少ないのです。
Q.明らかに20代30代をターゲットにしている求人に応募しても採用される可能性は低いですか?
A.転職サイトなどでは明らかに20代30代をターゲットにした求人が多いですね。
そのような求人に40代50代の方が応募しても採用される可能性は低いでしょう。
しかしどうしても応募したいのであれば、職務経歴書や自己PR書でマネジメント経験をアピールして、マネージャーとして採用してもらえないかという提案をすれば可能性はありますよ。
まとめ:40代50代の転職再就職はこうすれば成功する
20代30代に比べて40代50代の求人が少ないのが現実です。
しかし入念に準備して求人案件を探して応募すれば道はひらけますよ。
実際に企業によっては、マネジメント層が不足しているところも多いです。
そのような企業に対してあなたのマネジメント経験や専門性をアピールすることが重要ですよ。
まずは転職エージェントに登録してコンサルタントに相談しましょう。
そしてコンサルタントのアドバイスにしたがって、応募書類を完璧に作成しましょう。
転職活動の第一関門は書類選考ですからね。
応募書類が完成したらあらゆるルートを使って応募先企業を探して応募しましょう。
僕も困難に打ち勝ち、転職を成功させました。
あなたもあきらめなければ必ず道はひらけます。
40代50代におススメの転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
40代50代におススメの転職サイトについては下記の記事を参考にしてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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