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私は40歳で転職を考えていますが、年齢のこともあり失敗したくありません。
何に注意して転職活動をすればよいですか?
僕は30代40代50代で6回転職しましたが、失敗もありました。
僕の経験をもとに、どうすれば失敗しないで転職できるかを詳しく解説します。
本記事の内容
- 僕の転職活動の失敗談について具体的にお話しします
- どうしたら転職活動で失敗しないかを詳しく解説します
本記事の信頼性
ミドルシニアの転職・再就職市場は近年伸長していますが、厳しい状況に変わりありません。
この状況の中で、35歳以上で転職を検討している方はできるだけ失敗したくないですよね。
僕も30歳以上で6回転職再就職を経験していますが、失敗も何度かしています。
この記事では僕の失敗談をもとに、どうすれば転職活動で成功するかを詳しく解説します。
目次
失敗談1 次の転職先が決まってから退職しよう
僕は32歳の時に初めて転職をしてから6回の転職を経験しています。
今振り返ると、6回の転職活動で数多くの失敗もしてきましたね。
まず最初の失敗は、初めての転職活動で年齢は32歳の時でした。
当時僕は新卒で就職した東証1部上場のアパレル専門店でバイヤーをしていましたが、会社の創業者社長が退任してから業績が傾き、転職を検討するようになりました。
ちょうどその時期は郊外型の紳士服専門店が台頭して、顧客がそちらに流れていったことも業績悪化を促進した要因になりましたね。
業績悪化にともない社内でリストラが始まり、僕にも地方店舗の店長兼エリアマネージャーという異動のオファーがあったんですよ。
自分としてはバイヤーとして年間MVPも獲得しており実績も上げていたので、地方の店舗への転勤というのは納得できませんでしたね。
そんな時、取引先の営業担当者から「うちの会社に来ませんか」というオファーがありました。
年収についても現状より大幅アップを提示されたんですよ。
まさに渡りに船という、ちょうどいいタイミングだったのでその話に飛びついてしまいました。
そして退職を決意して、上司に退職の意向を伝えました。
会社からは引き止められて、僕のために新たなポジションも用意していただきましたが、当初の意向通り退職をしました。
僕としては当然取引先に転職できるものだと思い込んでいたんですが、なんとその後取引先の状況が変わり転職の話は白紙になってしまったんですよ。
ちょうどその年は結婚したばかりだったので、途方にくれましたね。
内定が確実になってから会社の退職の意志を伝えよう
今から約30年前の話で当時はまだ転職も一般的ではなく、僕自身も何の知識もなかったので内定が確実になっていないにもかかわらず安易に退職してしまったのは大きな失敗でしたね。
その時の失敗から学んだことは、会社に退職を伝えるのは次の就職先が確実に決まった後にするということです。
よく転職活動は「猿の木渡り」にたとえられます。
つまり次の枝をつかんでから、片方の手を離すということですね。
現状の会社での仕事が嫌だからということで、安易に会社に退職の意志を伝えてしまわないということです。
まずは現在の会社で勤務を継続しながら、並行して転職活動を行いましょう。
そして次の会社に確実に内定をしてから、現在在籍している会社に退職の意志を伝えましょう。
転職活動を始めるにあたって、まずは転職エージェントに登録してコンサルタントに相談することをおススメします。
40代50代におススメの転職エージェントについては下記の記事を参考にしてください。
失敗談2 会社の知名度だけで転職先を選択しない
結局次の就職先も決まらないまま退職してしまったので、僕は無職になりました。
ちょうど結婚した年だったので、これからどうしようとかなり不安になりましたね。
当時は転職も一般的ではなく、転職エージェントもあまりなかったので、転職情報誌で応募先企業を探しました。
そこで見つけたのが同業の大手紳士服専門店の販売職でした。
本店が自宅から近かったので、応募したらすぐに面接の連絡が来て店長と面接後にすぐに採用されたんですよ。
年収も前職と同額を提示されたのですぐに入社を決めました。
入社が決まって、とりあえずは一安心しましたね。
会社も東証1部上場で、知名度もあったので良い転職ができたと思っていました。
しかし、入社してみるといわゆるブラック企業だったんですね。
当時はブラック企業という言葉もありませんでしたが、休日は年間90日の設定でした。
通常の週は週休1日で、夏休みが3週間もあったんですよ。
しかし実際にはその90日の休日さえ取れませんでしたね。
入社当時は僕自身の業績も評価され待遇もよかったんですが、店舗の業績悪化にともない店長からパワハラを受けるようになりました。
つまらないことで言いがかりをつけられて、売り場で正座させられたこともあったんですよ。
また毎週月曜日は幹部ミーティングということで、深夜1時くらいまで店舗で拘束されていましたね。
そして入社して1年9か月を経過したときに、業績悪化を理由になんと解雇されてしまいました。
当時僕は労働法の知識もなかったので、その解雇を受け入れざるを得ませんでした。
そして2度目の転職活動を行い、3か月後に転職エージェントの紹介でなんとか大手スーパーマーケットに入社することができたんですよ。
この時の失敗から学んだことは会社の知名度だけで安易に転職先を選択しないということですね。
応募先企業の企業研究は徹底的に行いましょう。
当時はインターネットもない時代でしたが、今はインターネットやSNS等で大量の情報が取れますよ。
まずは企業ホームページを確認してから「転職会議」などの社員の口コミサイトで企業の内部情報の収集を徹底しましょう。
転職エージェントは企業の詳細な情報も持っているので、コンサルタントに相談してみましょう。
応募先企業の探し方については下記の記事を参考にしてください。
失敗談3 中小企業への転職は企業研究を怠らない
40代50代では中小企業への転職・再就職も視野に入ってくると思います。
40代50代の転職活動は非常に厳しいので、あらゆるルートを使って応募先企業を探すことになりますね。
その時にハローワークを利用することもあると思いますが、ハローワーク案件は玉石混交なんですよ。
もちろん優良企業もありますが、ハローワークには無料で求人を掲載できるのでブラック企業も多く含まれています。
そのためブラック企業に入社して後悔しないように十分に企業研究することが大事ですね。
退職してからの再就職はできるだけ避けよう
僕も転職・再就職をあせってブラック企業に入社したことが何度かあります。
僕が49歳でコンビニエンスストアチェーンのマーチャンダイザーとして業務を行っていた時、その会社が大手コンビニエンスストアに吸収合併されることになりました。
その時は社員全員が合併先企業に移れるわけではなく、40代以上の社員を中心に希望退職を募集することになったんですよ。
僕は度重なる退職勧奨に初めは抵抗していましたが、最終的には会社が消滅することになり、やむなく希望退職に応じて退職しました。
そして会社が用意してくれた再就職支援会社に毎日通って再就職活動を行っていましたが、その年はリーマンショックの翌年で有効求人倍率は0.5を割り込んでいたんですよ。
そのために再就職活動は困難をきわめ、12月末に退職してから3か月が経過した時はさすがにあせって、再就職支援会社のコンサルタントに要望を出して紹介してもらったのがハローワーク案件の専門店のCS推進部長職でした。
そして3月にその企業に応募して書類通過後2度の面接を経て、なんと120倍の倍率を突破して採用されたんですよ。
内定をいただいたときはさすがにほっとしましたね。
しかしその企業はブラック企業で、簡単に社員を解雇する会社だったのです。
当時の営業部長も1年で解雇され僕が営業部長を兼任することになりましたが、僕も3年7か月で業績不振を理由に解雇されてしまいました。
いきなり解雇されたので、どうしてよいかわからず途方にくれましたね。
しかし明らかに不当解雇だったので、弁護士に相談して解雇無効と和解金で解決しました。
その時は再就職活動と、解雇無効に向けた労働局や弁護士への相談を並行して行っていたので大変でしたね。
そんな失敗経験もありますので、できるだけ退職してからの再就職は避けるようにした方がいいですよ。
どうしても離職期間が長引くと、応募先企業からの印象も悪くなります。
企業は仕事をしていない期間、いわゆるブランクをとても嫌うんですよ。
また何よりも離職期間が長くなると、あなた自身にもあせりが出て安易に就職を決めてしまいがちになりますよ。
応募先企業の研究はしっかり行おう
40代50代の転職再就職はなかなか書類が通らないので、応募先企業を数多く確保する必要があります。
そのためにはあらゆるルートを使って応募先企業を探すことが大事ですが、その中にはブラック企業も多く含まれている可能性がありますよ。
あせってブラック企業に就職しないように企業研究をしっかり行うことが大事ですね。
まずは企業ホームページを確認しましょう。
ホームページがなかったり、何年も更新されていないような企業は要注意ですよ。
また今は「転職会議」等の口コミサイトで、その企業を退職した社員のコメントを見ることができます。
あらゆるところから徹底的に情報を取り、比較検討することが大事ですね。
ブラック企業の見分け方については下記の記事を参考にしてください。
失敗談4 50代後半からの転職は正社員にこだわらない
僕は53歳の時にコインランドリーの店舗運営課長として再就職して約8年勤務しました。
その後順調に昇進して、最終的には執行役員本部長の役職をいただきました。
そして60歳で定年退職をして1年契約の再雇用で勤務していましたが、1年後に業績悪化を理由に雇止めになってしまったんですよ。
そのためやむなく再就職活動を行ったのですが、さすがに60歳を過ぎての再就職活動はきつかったですね。
再就職活動での企業への応募総数は約400社でした。
約半年の再就職活動を行い、やっと人材派遣会社の正社員営業職として採用されたんですが、実際に勤務してみると給与等が求人票の条件と大きく異なっていたので2か月で退職しました。
正社員以外の雇用形態も検討しよう
この時の反省として、50代後半以降は正社員という雇用形態にこだわらずに、業務内容を基準として応募企業を選定することが大事だということを痛感しました。
やはり50代後半以降の人材を管理職以外で正社員雇用しようという企業は、離職率の高い慢性人手不足のブラック企業である可能性が高いですね。
現在は人材不足で、派遣社員やパートアルバイトの時給もアップしています。
正規、非正規という名称もよくないのですが、非正規雇用の待遇もよくなっているので、あまり雇用形態にこだわらずあなたに合った仕事を探すことをおススメします。
正社員にこだわらずに、契約社員や嘱託、派遣社員、パートアルバイト等も視野に入れると選択肢が大きく広がりますよ。
目標の期間を過ぎても妥協して転職しない
またその時の反省として、なんとか年内に内定を取ろうと妥協して就職を決めてしまったことですね。
その時は10月で退職したのですが、無職で新年を迎えたくないという気持ちもあり、年末にハローワークで見つけた案件に飛びついてしまいました。
応募先企業の社長と面接を行い、その時点で就業場所等の条件が求人票の内容と違うことが判明しましたが、早く内定を得たいという気持ちが先行してあせって内定を受諾してしまいました。
結果として入社した会社はブラック企業で、取引先からのパワハラもありメンタルもやられてしまい、なんと試用期間中の2か月で退職するという大きな失敗をしてしまったんですよ。
この時の反省点としては、内定獲得目標の期間を過ぎても妥協して転職しないことですね。
面接をして少しでも不安であれば内定を辞退する勇気を持ちましょう。
まとめ:こうすれば転職活動に失敗しない
成功するためには失敗から学ぶことは多いと思います。
しかし40代50代からの転職再就職活動ではできるだけ失敗したくないですよね。
そのためにも他の人の失敗談から学んで転職活動を成功に導いてください。
僕の失敗談からアドバイスできることは下記のとおりです。
失敗談からのアドバイス
- 会社の在籍中から転職エージェント等を使い転職活動を行う
- 会社の知名度だけで安易に転職先を選択しない
- 応募先企業の調査は徹底して行う
- 50代後半からは非正規雇用への転職も選択肢に入れる
僕の失敗談を参考にしてあせらず、たゆまず、あきらめずに転職活動を成功させてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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