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応募書類が通過していよいよ面接ですが、面接は2回あるみたいです。
1次面接と最終面接は何が違うのでしょうか?
中途採用の面接は2回~3回のところが多いですね。
1次面接、2次面接と最終面接の違いについて解説します。
本記事の内容
- 1次面接と最終面接の面接官の違いについて解説します
- 1次面接と最終面接の質問内容の違いについて解説します
- 1次面接と最終面接の逆質問の違いについて解説します
本記事の信頼性
転職活動で応募書類が通過すると、いよいよ面接ですね。
面接のステップに進むということは、書類選考の結果、履歴書、職務経歴書に書かれたあなたのキャリアが、応募先企業の求めるものと一致しているということですので、自信をもって面接に臨んでください。
中途採用の面接は一般的には2回~3回行われることが多いですね。
それでは1次面接、2次面接と最終面接では何が違うのでしょうか?
実は大きな違いがあります。
1次2次面接と最終面接の違いを理解して対策を立てることが、内定獲得の大きな分岐点になりますよ。
本記事では1次2次面接と最終面接の違いについて詳しく解説します。
目次
違い1 1次面接と最終面接では面接官が違う
1次面接と最終面接では面接官が違うと思いますが、それぞれ誰が担当するのですか?
1次面接は人事担当者か現場責任者、最終面接は役員クラスが担当することが多いですね。
それぞれ詳しく解説しますね。
あたりまえのことですが、1次面接、2次面接、最終面接では面接官が違います。
採用担当者は、まずは応募者を履歴書や職務経歴書でふるいにかけます。
募集をかけた職種にマッチした経歴を持つ応募者を面接に呼ぶわけですね。
そして面接で、応募者が応募書類に記載されている人物像と相違がないかを確認するんですよ。
中小企業などでは面接が1回のところもあります。
1回の面接で内定を出す企業の面接官は、社長や役員など決裁権がある方になりますね。
しかし大半の企業は面接を1~3回行います。
1次面接や2次面接では、採用担当部署の人事部や総務部の責任者、もしくは募集職種部署の現場責任者が面接官を行うことが多いですね。
そして最終面接では決裁権のある役員や社長が面接官を担当します。
1次面接や2次面接で採用担当部署が選定した応募者を、決裁権のある役員が承認して内定を出すわけですね。
しかし採用担当部署の責任者が選定した応募者でも、最終面接で落とされることもあります。
最終的な決裁権は最終面接を担当する役員にあるわけですからね。
最終面接まで進んでも、気を抜かずに面接準備を万全に行いましょう。
面接の準備については転職エージェントに相談することをおススメします。
おすすめの転職エージェント
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違い2 1次面接と最終面接では質問内容が違う
1次面接と最終面接では質問の内容も違うのですか?
面接官の職位が違うので、当然質問内容も変わってきます。
詳しく解説しますね。
1次面接と最終面接では意味合いが違うので、当然質問内容も変わってきます。
1次面接は定番の質問である志望動機や、職務経歴書の内容に沿ったキャリアの確認がメインになります。
また転職理由や強み弱み、入社してからのキャリアプランなどを聞かれることも多いですね。
1次面接でよく聞かれる質問
- 自己紹介をお願いします
- 志望理由は何ですか
- 採用されたら何をしたいですか
- あなたの長所と短所を教えてください
- 今まで在籍した企業の退職理由を教えてください
- マネジメントの経験はありますか
1.自己紹介をお願いします
面接官は会話のきっかけを作るために、最初は応募者に話をさせることが多いです。職務経歴書の職務要約をもとに簡潔に答えましょう。
2.志望理由は何ですか
入社意欲と、応募先企業の職務内容の理解度を計られます。企業の求める人材(WANT)とあなたのキャリア(CAN)を一致させるような志望理由を簡潔に回答しましょう。
3.採用されたら何をしたいですか
あなたの今までのキャリアの再現性を求められます。企業がそのポジションに求める要件とあなたのキャリアを一致させ、具体的にどのように貢献できるかをまとめましょう。
4.あなたの長所と短所を教えてください
長所は性格的なことではなく、仕事上の成功体験を絡めて、ビジネス上の長所を答えましょう。特に40代50代の面接ではマネジメント能力、協調性等をアピールしましょう。短所は裏を返せば長所になるような項目を考えましょう。例えば「強いて言えば、物事に集中しすぎて周りが見えなくなることがあります」など改善すれば長所になることを答えるといいですよ。
5.今まで在籍した企業の退職理由を教えてください
特に40代50代の面接で転職回数の多い応募者は必ず聞かれます。企業側としてはせっかく採用してもすぐに退職されることを危惧しています。前向きな退職理由を答えられるように準備しましょう。
6.マネジメントの経験はありますか
40代50代の求人では、マネジメント職を求めるものが多いです。今までのマネジメント経験を、苦労した体験に触れながら回答しましょう。マネジメントスタイルや、マネジメントで心がけていることなども聞かれますよ。
それに対して最終面接では面接官が社長や役員になるので、会社の企業理念や経営方針にかかわる質問が多くなります。
社長や役員は、この応募者が本当に企業理念に賛同して応募してきたかを見きわめようとします。
そのためにホームページ等で企業理念や経営方針をしっかり理解して面接に臨むことが重要ですよ。
最終面接でよくある質問
- 当社の企業理念のどのようなところに賛同して応募しましたか
- 他に選考が進んでいる企業はありますか
- 同業他社ではなくなぜ当社に応募されたのですか
- 採用したらいつから入社していただけますか
最終面接でも面接官によって質問内容が異なります。
社長や役員は企業理念の理解度を中心に、あなたが本当に当社にマッチする人材かを見きわめようとします。
また人事総務の責任者は、内定を出したらまちがいなく当社に入社してくれるかを気にする質問が多いですね。
1次面接でうまく答えられなかった質問は、必ずホームページ等で調べて完璧に答えられるようにしておきましょう。
僕の体験から言うと、1次面接で担当役員からの質問にうまく答えられなかったのですが、最終面接で同じ役員からの同様の質問に対して完璧に回答して内定をいただいたことがあります。
また1次面接の逆質問で会社の課題を聞き出せたら、その課題解決に対するあなたの意見をまとめておきましょう。
僕は小売業企業の1次面接で課題を聞き出し、最終面接までの間に店舗を巡回して解決案をレポートにまとめて、最終面接で社長や役員に対してプレゼンを行い採用されたことがありますよ。
ポイント
1次面接で答えられなかった質問や与えられた課題については調査して、あなたの見解を明確に答えられれば最終面接での武器になる!
採用面接でよくある質問については下記の記事を参考にしてください。
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【完全版】40代50代転職面接でよくある質問の答え方徹底解説
違い3 1次面接と最終面接では逆質問の内容を変えなくてはいけない
面接では最後の逆質問が大事だと聞いたことがありますが、逆質問の内容も変えた方がいいですか?
役職に応じて逆質問の内容も変えた方がいいですよ。
詳しく解説しますね。
採用面接の最後に「なにか質問はありませんか?」と必ず聞かれます。
この時「特にありません。」と答えると、入社意欲がないとみなされ確実に落とされます。
逆にここで自分をアピールできれば、限りなく内定に近づきますよ。
面接での逆質問の内容は1次面接、2次面接と最終面接では異なります。
ザクっというと、1次面接、2次面接はミクロな視点、最終面接はマクロな視点ということです。
1次面接は人事担当者や、採用部門の現場責任者が担当することが多いです。
逆質問の内容は、担当業務について募集要項で読み取れない内容などを質問すると入社意欲をアピールできますよ。
1次面接逆質問例
- 担当する業務で注意すべき点は何ですか
- 採用していただいた場合、入社までにどのような勉強をすればよろしいでしょうか
- 今回募集しているポジションではどういう指標が評価ポイントになるのでしょうか
- 中途採用で活躍されている人はどのような経歴ですか
面接官が人事担当者か現場責任者かによっても、逆質問の内容を変える必要があります。
人事担当者の場合は、評価ポイントや中途入社で活躍している社員のバックグラウンド等が的確な回答が得られて、面接官からの評価も上がる可能性がありますよ。
人事担当者は、自分で採用した社員の配属部署での評価は常に気にしているはずですからね。
現場責任者の場合は業務内容の詳細についてや、入社までに何を勉強すればよいかという質問が入社意欲のアピールになりますよ。
入社までに何を勉強したらよいかという質問は、入社を前提にしており、貴社が第一志望であることもアピールできます。
また入社してからの研修制度について質問するよりも、あなたが受け身ではなく能動的であることをアピールできますよ。
最終面接の面接官は役員クラスの決裁権のある方になるので、業務の詳細などのミクロな視点での質問は控えた方がよいでしょう。
最終面接は会社の方針など、マクロな視点での質問が経営幹部の心に刺さりますよ。
最終面接逆質問例
- 貴社の直近の課題は何ですか
- 現在の社会問題(具体的に)が貴社に与える影響についてどのようにお考えでしょうか
- 貴社の中長期の目標についてお聞かせ願えますか
- 今回はどのような人材を採用する予定ですか それはなぜですか
応募している業界や企業についての直近の課題について質問すると、意識の高さをアピールできます。
そして経営層から見れば、目の前の応募者がその課題を解決してくれるかという視点で見るようになります。
僕の経験では「今回はどのような人を採用する予定ですか?それはなぜですか?」と直球で質問するキラークエスチョンは実際に効果がありました
面接官にとって、面接の感触がよいときは、目の前の応募者が課題解決をしてくれるように思えてくるわけですね。
最終面接で逆質問をするときは、会社のホームページ等で経営理念をしっかり読み込んでおくことが前提です。
面接での逆質問については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代転職面接で受かるポイントは逆質問
まとめ:1次面接と最終面接の違いを理解して内定を勝ち取ろう
やっとの思いで書類選考を通過しても、最終関門の面接が残っています。
面接は通常2回以上行われますが、ここでめげずにしっかり対策を行ってくださいね。
面接1回で内定が決まる企業もありますが、このような企業はブラックである可能性が高いです。
楽そうだからと安易に飛びつかないほうがいいですよ。
1次面接・2次面接と最終面接のの大きな違いは、1次面接・2次面接は応募者を絞り込むためのもの。
一方最終面接は、選抜された応募者が本当に募集職種にふさわしいか判断するためのものです。
そのため最終面接では社長や役員が、応募者を採用したら会社にメリットをもたらすか見極めるのですね。
最後まで準備を万全にして内定を勝ち取ってください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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