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40代からの転職って、ぶっちゃけできるものですか?
先日、ミドルの転職サイトをみたら、キャリアの高い人向けの求人ばかりでした。
キャリアが高くない一般の40代が転職できる方法や体験談を教えてください!
ミドルシニアの転職・再就職の方法で重要な3点のポイントについて、僕の経験をふまえて解説します!
本記事の内容
- 40代の転職・再就職活動のステップ
- 40代の転職・再就職の戦略の立て方
- 40代の転職・再就職のレジュメ作成方法のポイント
- 40代の転職・再就職の面接対策のポイント
本記事の信頼性
結論から言うと、転職・再就職の方法の重要なポイントは戦略・レジュメ作成・面接対策です。
目次
転職・再就職の方法は、まずは戦略を立てること
いつまでに転職・再就職をしたいか期限を決めよう
まずは、いつまでに転職・再就職をするかスケジュールを立てることが重要です。
これは、現在企業に在籍中か、あるいはすでに退職しているかによってもスケジュールが異なります。
企業に在籍しながら転職活動を行うか、企業を退職して再就職活動を行うかは、とても悩ましい問題ですね。
ここで、在籍中に転職する場合と、退職して再就職活動を行う場合のメリット、デメリットを挙げます。
在籍中に転職活動を行うメリット
- 収入が途切れないため、金銭的な余裕がある。
- スケジュールは余裕をもって立てられる。
- 職歴にブランクができない。
在籍中に転職活動を行うデメリット
- 転職活動にかける時間が限られる。
- 面接に呼ばれたとき、スケジュール調整が困難である。
- 引継ぎ等があるため、応募先企業に入社日を明確に回答できない。
退職してから再就職活動を行うメリット
- 再就職活動に十分な時間をかけられる。
- 面接に呼ばれたときスケジュール調整をしやすい。
- 急募案件の採用に有利である。
退職してから再就職活動を行うデメリット
- 定期収入がなくなるため、金銭的な余裕がなくなる。
- 期限が決められるため、精神的な余裕がなくなり、活動期間が長期になるほど、あせりが出る。
- 生活リズムが不安定になりがちである。
それぞれ上記のようなメリット・デメリットがありますが、いずれにしても期限を明確にすることが重要です。
なぜなら、転職・再就職のモチベーションが保たれるのは限度があるからです。
なかなか就職先が決まらず、就職活動が長期化してしまう場合は、途中で心が折れてしまうことがありますよ。
退職後なら3~6か月、在職中でも最長1年をめどにスケジュールを立てましょう。
特に退職後の場合は、失業手当がいつまで受給されるかを明確にして、しっかりとマネープランを立てる必要がありますね。
自分は何ができるのかキャリアの棚卸をしましょう
まずは今までのキャリアの中で、自分の得意なこと・できることをリストアップしましょう。
どのような職種やポジションを経験したか、どのような資格を持っているか。
特にミドルシニアの転職・再就職ではマネジメント経験がとても重要視されます。
管理職経験があるのであれば、何人ぐらいのマネジメントを行ったか、どのようなプロジェクトリーダーの経験があるかを明確にするとよいですよ。
希望条件を明確にしよう
希望条件を明確にすることも、とても重要です。
希望条件リスト
- 給与(年収)
- 雇用形態 :正社員・契約社員・派遣社員・その他
- 勤務地
- 職種
- 業種
- 勤務時間
- 休日
- 福利厚生
何を重視するかは、その時の状況によっても変わりますね。
転職エージェントに登録するとき、転職サイトやハローワークで応募先を検索するときも、上記の条件が重要になるので、必ず明確にしておいてくださいね。
僕の場合は、雇用形態、勤務地、職種、給与の順番で優先順位をつけました。
どのような業種・職種に転職・再就職をしたいか明確にしましょう
希望条件の中でも、業種・職種を明確にすることは特に重要。
ミドルシニアの転職・再就職では、今までのキャリアによって、ある程度業種・職種は限定されてきます。
今までのキャリアと同一の業種・職種を目指すのか、また未経験の業種・職種を目指すのかによっても給与は大きく差が出ます。
なぜなら、給与は業界で決まることが多いからです。
また管理職で採用されることが年収アップのポイントですね。
僕の場合は、まずは絶対に就職したくない業種・職種を明確にして、それ以外で応募先を探しました。
やりたくない仕事を探すのはモチベーションが上がらないですよね。
自分がやりたくない業種・職種で仕事をしていることを想像して、絶対にこの仕事はやりたくないということが、自分に合った応募先を探すモチベーションになりました。
自己分析の方法については下記の記事を参考にしてください。
どのルートで転職・再就職を探すかを決めよう
応募先発見には、情報源を複数持つことがとても重要です。
求人情報には顕在求人と潜在求人があります。
顕在求人の特徴
- 競争相手が多い。
- 雇用条件が明確である。
- 募集打ち切りの期間が早い。
- 同じ求人が複数媒体に出ていることがある。
潜在求人の特徴
- 競争相手が少ない。
- 就職までの期間を短縮できる可能性がある。
- 就職条件を交渉できる可能性がある。
それぞれのメリット・デメリットを理解して複数の情報源を持つことがポイントです。
求人情報源リスト
- 転職エージェント :リクルートエージェント、マイナビエージェント、DODA、JACリクルートメント等
- 転職サイト :リクナビネクスト、DODA、type、マイナビ等
- ハローワーク
- 公的機関 :東京しごとセンター、産業雇用安定センター等
- 人脈
まずは、転職エージェント、転職サイトに登録して公開されている顕在求人にアプローチしましょう。
転職エージェントによっては、潜在求人である非公開求人を数多く持っていることが多いですよ。
40代50代におすすめの転職は下記の記事を参考にしてください。
また、ミドルシニアの転職・再就職においては人脈(友人・知人、前職の上司・同僚等)からのリファレル採用がとても有効ですよ。
人脈は普段から接している人よりも、しばらく会っていない人からの情報が有効であるというデータがあります。
ご無沙汰している友人・知人に連絡を取ってみることも大事ですね。
戦略が明確になったら次はレジュメの作成です
転職・再就職活動の第一関門はレジュメが通過するかどうかです。
レジュメの通過率は一般的には20%前後と言われていますが、45歳以上に限ると約3%です。(リクルートエージェント情報)
僕もレジュメが通過せず大変苦労したんですよ。
レジュメは大きく分けて、履歴書・職務経歴書があります。
ミドルシニアの転職・再就職では、プラスアルファとして自己PR書を作成するとライバルに差をつけられますよ。
レジュメは最初に基本形を作成し、それを応募企業ごとにカスタマイズするとよいですよ。
基本形を作成するには、転職エージェントのコンサルタントに相談するとていねいに教えてくれることが多いです。
履歴書作成のポイント
履歴書は手書きを求める企業もありますが、基本はPCでの作成で大丈夫です。
転職サイト等からフォーマットをダウンロードして、項目にしたがって記入しましょう。
ポイント
- 写真 採用担当者は意外と重視しています。写真館等で撮影しましょう。口は閉じた状態で口角を上げ、背景はブルー系が好印象
- 志望動機 一番重要です。企業の求める要件(WANT)と自分ができること(CAN)を一致させましょう。
- 資格・スキル 自動車普通免許は意外と重要。 語学の資格も有効です。 PCスキルも重要視されます。
- 本人希望記入欄 「貴社の規定に従います」が無難 給与等の希望条件は記入しないほうがよい。
- 誤字・脱字 学歴・職歴の年月まちがいには十分注意する。
履歴書の書き方については下記の記事を参考にしてください。
職務経歴書作成のポイント
レジュメの中でも最重要です。
転職エージェントに登録して、コンサルタントにアドバイス及び添削をしていただくことを強く推奨します!
ポイント
- あまり枚数が多いと、採用担当者は精読しない。2~3枚にまとめましょう。
- 冒頭でキャリアの要約をしましょう。今までのキャリアから、あなたの強みを最大限にアピールしましょう!
- 今までのキャリアをふまえて、採用されたら企業にどのような貢献ができるか(再現性)を担当者は注目していますよ。
- 勤務した企業は、直近の企業から順番に記入する。
- ミドルシニアの転職・再就職ではマネジメント経験が重要視されます。マネジメントしたスタッフの人数も具体的に数字で示す。
職務経歴書の書き方については下記の記事を参考にしてください。
自己PR作成のポイント
ミドルシニアの転職・再就職でライバルに差をつけるには、「自己PR書」を添付するのが有効ですよ!
作成の方法は、まず今までのあなたのキャリア、長所、成功体験を洗い出します。
そして、それをPREP法で記入します。
PREP法とは
PREP法における「PREP」とは以下の
P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)
の頭文字を取っている。最初に結論を伝え、次にその理由を説明、事例で理由を補強し、最後に結論を再度提示するストーリーを展開する。
出典:Wikipedia
- タイトルで結論を述べる。どのように貢献できるか。ex.貴社の売り上げを120%伸ばします!
- 次に本文でその理由と根拠を述べる。
- 数値などを入れて具体例を示す。実際にあったエピソードを入れると効果的(エピソード記憶)
- 最後に結論を繰り返して念押しする。
- 「内容の真偽を確かめていただくために、直接お会いして説明したい」と、面接につなげる要望をする。
自己PR書作成については下記の記事を参考にしてください。
最後のポイントは面接対策
面接に呼ばれるということは、レジュメに記載されたあなたのキャリアが企業の求めるものと一致しているということです。
自信をもって、最後の関門である面接を乗り切りましょう!
面接は事前準備で90%決まる
面接は準備が9割です。十分に準備を行い面接にのぞみましょう。
準備のポイント
- 応募先企業のホームページ、求人票等で、求めている人材条件を明確にイメージする。
- 想定される質問のリストアップ 自己紹介、志望動機、過去に在籍した企業の退職理由、入社したらどのように貢献できるか。
- 企業に対する質問のリストアップ ホームページ等でわかることは聞かない。給与、福利厚生は最初の面接ではふれない。
- 履歴書、職務経歴書、自己PR書を見直し、想定される質問の回答をまとめて、何をアピールするかを明確にする。
- 持ち物、服装の準備 スーツ、シャツにシワはないか確認する。 靴はよく磨いておく。
採用担当者は面接でここを見ている
面接において、採用担当者は下記の3点について、応募者を見きわめようとしています。
- 資質があるか 履歴書、職務経歴書の通り、応募者はこのポジションで活躍できる能力があるか
- 意欲があるか 志望動機が明確か 職務に対する熱意があるか
- 組織にとけこめるか 協調性、コミュニケーション能力、素直さなど、同じ会社の一員として一緒に仕事をしたいか
面接は第一印象がとても重要です。
面接官の中には、入室時の10秒間で応募者を判断し、残りの時間は自分の判断が正しいかの検証に使うという人もいます。
人は相手を何で判断するかはメラビアンの法則が有名ですね。
メラビアンの法則
この研究は好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションについてを扱う実験である。
感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、
話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。
出典:Wikipedia
また、一次面接で企業の課題を聞き出し、二次面接までに調査結果をレポートにまとめて回答することも有効です。
僕は、小売業チェーン店の面接を受けたとき、一次面接で課題を聞き出して、その後3店舗を訪問して解決策をまとめて、最終面接で社長、役員にプレゼンをして採用された経験があります。
面接対策については下記の記事を参考にしてください。
まとめ:この3点を徹底すれば転職・再就職は成功する
ミドルシニアの転職・再就職には以下の3点が重要です。
- キャリアの棚卸、自分の希望を明確にして戦略を立てる。
- ライバルと差別化できるレジュメを作成する。
- しっかりと面接対策を行う。
いずれも重要なのは、転職エージェントに登録して信頼できるコンサルタントに相談することです。
そして、あらゆるルートから応募先を探して、どれだけ多く応募ができるかです。
ミドルシニアの転職・再就職は書類通過率も低く、成功することはたやすいことではありません。
しかし、正しい方法を継続すれば必ず道はひらけます。
あせらず!たゆまず!あきらめず!いっしょに頑張りましょう。
転職の方法の完全ロードマップは下記の記事で詳しく解説しています
最後に僕のおすすめの転職エージェントを紹介いたします。
JAC Recruitmentは、これまで日本で30年以上、約25,000件もの求人案件数があり、あらゆる業界・職種の企業を紹介いただけます。
僕も転職時には何度も登録して、案件を紹介いただきました。
コンサルタントのレベルも高く、レジュメ作成や自己分析の方法についてもアドバイスをいただきました。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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