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面接は通常2~3回と聞きますが、1回で内定をもらいました。
この企業に入社しても大丈夫ですか?
面接1回で内定を出す企業は気を付けた方がいいですよ。
面接1回で内定を出す背景と注意点について解説しますね。
本記事の内容
- 面接1回で内定を出す企業の事情について解説します
- 面接1回で内定を出す企業に対する注意点について解説します
- 面接1回で内定を出す企業に入社する場合何に気をつければいいか解説します
本記事の信頼性
企業の採用面接は通常2~3回行われることが多いですね。
しかし企業によっては1回で内定を出して採用を決定するところもありますよ。
僕も面接1回の企業に採用されて入社したことがあります。
はたして面接1回で内定を出す企業に入社しても大丈夫なのでしょうか?
結論から言うと面接1回で内定を出す企業は避けた方が無難です。
僕の体験をもとに詳しく解説いたします。
僕が経験した面接1回で内定を出す企業例
実際に面接1回で内定を出すってどんな感じなんですか?
僕も何社か面接1回で内定を出す企業を経験したことがありますよ。
僕の経験した実例を紹介しますね。
一般的に採用面接は2~3回行われることが多いですね。
面接1回の企業は全職種でも6%、金融系ではなんと0.4%しかありませんね。
そんな中で面接1回の企業はどういう事例があるのでしょうか?
以下僕の体験から実例を示しますね。
実例1 社長が車を運転しながら車内で面接して翌日に内定
僕は2021年10月に会社を退職して再就職活動を行っていましたが、なかなか内定を得られずにかなり焦っていました。
そんな時12月にハローワークで、勤務地が自宅の近所にある求人を見つけました。
職種は人材派遣会社の管理職で、派遣スタッフの管理を行うというものだったんですよ。
給与もそこそこよかったので、すぐにハローワークで紹介状を書いてもらい応募しました。
すると応募した企業の社長から電話があり、「2日後に横浜に出張に行くので会いましょう」ということになったんですね。
僕は横浜在住で、その企業の本社は中部地方にありました。
そして2日後に最寄りの駅で待ち合わせをしました。
社長は車で来たので、僕は勤務地のオフィスで面接を行うものとばかり思っていました。
しかし求人票に記載されていた勤務地の住所はクライアント本社の住所で、実際の勤務地はクライアントの資材置き場だったんですね。
なんとクライアントの複数の資材置き場で作業をしている外国人派遣スタッフの管理を行う仕事だったんですよ。
その日は社長が車を運転しながら、勤務場所である資材置き場を数か所回りました。
僕は途中のカフェ等で面接を行うのかと思っていましたが、一向にその気配はありません。
車内で雑談をしながら社長が仕事内容の説明を行い、僕のキャリア等を聞き出したのが実は採用面接だったんですね。
そして約2時間後に最後の資材置き場でクライアントの課長と顔合わせを行い、その日は終了になりました。
その後面接の翌日に社長から電話があり「あなたの採用の件を役員会にかけたところ満場一致で採用が決まりました」といわれました。
面接1回しかも車の中でのやり取りで翌日に内定が出てしまったんですよ。
冷静に考えれば、その時点で企業に対して不信感をもって内定を辞退するべきだったと思います。
しかし、その時は何とか年内に就職先を決めて安心したいという感情が先に立って、冷静な判断ができなかったんですね。
僕はその場で入社を決めてしまい、気分良く正月を迎え1月7日から勤務を開始しました。
しかし後になって、僕はこの時の決断を大きく後悔することになります。
入社後は横浜営業所の担当課長として、1名でクライアントの資材置き場を巡回して派遣スタッフの管理を行うのですが、1週間後くらいからクライアントの課長からパワハラが始まりました。
そしてほどなくして、クライアントの現場社員からのバッシングが起こったんですよ。
派遣しているスタッフの遅刻や欠勤の責任を取らされ、人手不足に対する人員補充を強く迫られましたね。
営業時間外や休日の電話は当たり前で、クライアントの課長からは毎日勤務終了後の日報提出と書き直しを求められそれが夜中まで続きました。
社長に相談しても取り合ってくれずに、責任をすべて押し付けられましたね。
そんなこともあり、その企業は入社後2か月で退社しました。
僕は何度も転職していますが、入社後1年間持たなかったのはその会社だけでしたね。
実例2 初回の役員面接1回で内定を出す離職率50%の企業
僕は2か月で人材派遣会社を退職してすぐに再就職活動を開始しました。
この時も転職エージェント、転職サイト、ハローワーク等をフル活用して応募先企業を探しました。
そして約1か月後にハローワーク経由で応募した企業から面接の連絡をもらったんですよ。
そこは都内にある人材派遣会社で職種は営業でした。
採用担当者とメールでやり取りしながら指定された日時に面接会場に行ったのですが、面接は1回を予定しているということでした。
面接1回で内定を出すということは、初回の面接担当者に決裁権があるはずです。
ということは初回の担当者は社長か役員ということになりますね。
しかしメールをやり取りしていた担当者名を見ると代表取締役の名前とは違っていました。
そしていよいよ面接当日になり、面接会場で待機していると面接官が現れました。
面接官は30代から40代前半くらいの方で、名刺をもらい名前を確認したところメールでやり取りをしていた方で、役職はなんと専務だったんですね。
見た目の若さと専務というギャップに少し驚きましたが、とても感じの良い方でしたね。
面接はスムーズに進み、約1時間の質疑応答で好感触を得ました。
面接は月曜日に行われ、結果は今週の金曜日までに連絡するということだったのでドキドキしながら毎日連絡を待っていました。
しかし連絡がないまま1週間が終わってしまったんですよ。
僕はしびれを切らして週明けの月曜日に面接担当者である専務あてにメールをしたところ「決裁のための役員会が開催できていないので、もう1週間待ってほしい」ということでした。
この時点で不信感を持ち入社を辞退すればよかったのですが、短期離職後で入社をあせっていたのでまたも冷静な判断ができなかったんですね。
約束通り1週間後に内定の連絡が来て入社しましたが、ここも離職率50%のブラック企業で1年後に退職することになりました。
実例3 店舗の入り口カウンターで会社代表と面接を行う企業
2023年5月に面接を受けた小売業の実例です。
転職サイト経由で応募したところ1週間後に面接の案内が来ました。
転職サイトの募集要項を見ると面接1回という記載があったので、不安でしたが話を聞いてみようと思い面接会場に行きました。
小売業では店舗で面接を行う企業は存在します。
しかしほとんどは店舗のバックヤード等、お客様が立ち入らないところで面接を行いますね。
しかし今回面接を受けた企業は、なんと店舗入り口にあるカウンターで会社代表、マネージャーが面接を行ったんですよ。
当然店内にはお客様もいらっしゃいます。
これには驚きましたね。
面接は約1時間の質疑応答で特に問題なく終了しました。
面接の最後に面接官の会社代表から「面接の結果は1週間以内に連絡します」といわれたので結果を待っていましたが、1週間たっても何の連絡もなかったですね。
結局10日後に転職サイト経由で不採用の連絡が来ましたが、お客様のいるところで面接を行い約束の期日も守れない企業には採用されなくてよかったとつくづく思いました。
転職エージェントで保有している求人案件は面接を2回以上行う優良企業が多いです。
おすすめの転職エージェントを紹介しますね。
【第1位】JAC Recruitment
コンサルタントのサポートが素晴らしい! 大手優良案件を多数保有
JAC Recruitmentメリット
- コンサルタントのサポートレベルが高い
- 年収の高いハイクラス求人を豊富に所有している
- 大手企業の優良求人案件が多い
- 43万人の転職支援実績
- コンサルタント総数1,200人
ここは僕も転職活動のたびに登録してお世話になりました。
コンサルタントのサポートレベルが高く、親身になって相談に乗ってくれますよ。
職務経歴書の添削をしていただき、応募企業の求めるものに適した書類を作成することができました。
また自分の要望に沿った求人を紹介していただき、とても満足できました。
まずは登録することをおすすめします。
【第2位】doda
応募書類のアドバイスが丁寧かつ的確
dodaエージェントサービスメリット
- 業界2位の10万件以上の求人数
- 30年以上の転職支援実績
- 転職サイトと連携しており、豊富なデータを所有
- コンサルタントの書類作成についてのアドバイスが的確で丁寧
僕が44歳の転職活動時に大変お世話になりました。
PCを使用しての職務経歴書の作成が初めてだったのですが、コンサルタントの方から懇切丁寧な指導を受けて完成させました。
最初の面談で要望をしっかり聞いてくれて、要望に合った求人案件を約6か月にわたり紹介してもらえましたよ。
最終的には全国チェーンの小売業のMDとして就職が決まり、年収も約200万円アップしました。
この時作成した職務経歴書は、その後の転職活動でもとても役に立ちましたよ。
その時担当していただいたコンサルタントの方には今でも感謝しています。
【第3位】リクルートエージェント
転職エージェント最大手 圧倒的なデータと求人数 45歳以上担当コンサルタント在籍
※リクルートエージェントのPRを含みます
リクルートエージェントメリット
- 求人25万件以上と圧倒的な求人数
- 累計40万人以上の転職実績
- 応募書類の書き方や面接対策などのデータが豊富
- 45歳以上専属のコンサルタントがいる
- AIも駆使した豊富な求人紹介
- 全国に19拠点あり、Uターン転職にも対応
- 書類通過率が高い
言わずと知れた国内最大手の転職エージェントですね。
僕も転職活動時は毎回利用していました。
求人数が圧倒的に多いので、転職活動では必ず登録しましょう。
僕は2021年60歳での再就職活動時も登録しました。
45歳以上専門のコンサルタントに担当していただき、とても良い対応でした。
年齢的なこともあり、なかなか書類選考が通過しませんでしたが、継続的に求人紹介をしていただきとても感謝しています。
データも豊富なので、転職活動に関する適切なアドバイスをもらえますよ。
定期的にサービスについてのアンケートがあるので、もしコンサルタントとの相性が悪い場合は申し出ればすぐに変更してもらえます。
【第4位】リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス求人を豊富に所有
リクルートダイレクトスカウトメリット
- 年収の高いハイクラスの求人が多い
- 業界に精通した経験豊富なコンサルタントが多い
- 転職決定年収 平均925万円以上 ※2022年度実績:2022年4月~2023年の間にレジュメ登録があった年収750万円以上のサービス登録者
- 年収800万~2,000万円の求人を多数掲載
- 転職スカウトサービス 顧客満足度2年連続No.1 ※2023年オリコン満足度調査 転職
リクルートが運営するヘッドハンティング型の転職サイトです。
業界に精通した優秀なヘッドハンターを自分から指名できますよ。
年収800万円~2,000万円のハイクラス求人を豊富に所有しているので、年収アップを目指す方は積極的に利用しましょう。
企業が面接1回で内定を決めてしまう事情
通常2~3回面接を行うのに、なぜ1回で内定を決めてしまう企業があるんでしょうか?
企業にはそれぞれ事情があります。
詳しく解説します。
中小企業で人事部が存在しない
企業には一般的に人事部や総務部が存在します。
通常では、採用活動は人事部や総務部が主幹となって行われますね。
人事総務の責任者や現場責任者が1次面接、社長や役員が最終面接を行うのが一般的ですね。
しかし中小企業の中には、人事部や総務部が存在しない企業が数多く存在します。
そのような企業では社長や役員が採用担当者として面接を行うんですね。
社長や役員には決裁権があるので、面接から内定まで早く決まるというメリットはありますね。
1次面接と最終面接の違いについては下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】転職活動における1次面接と最終面接の違い3選
離職率が高く欠員補充を急いでいる
採用面接を1回で終わらせる企業は、採用を急いでいる可能性があります。
通常採用面接は2~3回行われますが、この場合は応募から採用までかなりの時間を要します。
書類選考から1次面接、2次面接、最終面接、内定のパタンだと、それぞれ1週間を要するとしても採用まで1カ月かかる計算になりますね。
常に人手不足で採用を急いでいる企業は、すぐにでも人員を採用したいのが本音ですね。
そのために面接1回ですぐに内定を出す企業が存在します。
応募者側としても退職して再就職活動をしている場合は、一日でも早く内定を獲得して安心したいというのが本音でしょう。
しかしちょっと待ってください。
転職活動のプロセスで応募から内定までがあまりにも早い企業は、離職率が高く欠員補充を急いでいる可能性があるので十分に注意してくださいね。
面接1回の企業には十分な注意が必要
結論は面接1回の企業には入社しないほうがいいということですか?
面接1回の企業がすべて悪いというわけではないですが、その背景を十分に調査したほうがいいということです。
面接1回の背景を十分に調査する
なぜ面接が1回なのか、その背景を十分に調査しましょう。
まずは企業のホームページ等で社員数や組織図を確認して、人事部や総務部が存在しているか調べることから始めてみましょう。
社員数があまりにも少ない企業は、人事部や総務部が存在しない可能性が高いですね。
あとは「転職会議」や「Open Work」などの口コミサイトで、実際の応募者や退職者の口コミを確認することも大事ですね。
口コミサイトは退職者のコメント比率が高いのでネガティブな意見が多いですが、それを差し引いてもあまりに評判が悪い企業は入社を再検討しましょう。
ブラック企業の可能性を疑う
ホームページや口コミサイト等で十分な調査を行ったら、その企業がなぜ面接1回で内定を出すのかその背景を推測してみましょう。
転職活動で継続的に転職サイト等で求人検索を行っていると、常に求人を出している企業が存在することに気づきます。
社員数が少ないのに人手不足で常に求人募集をしているのであれば、離職率が高く欠員補充を急いでいるブラック企業の可能性があるので入社を避けた方が無難ですね。
ブラック企業については下記の記事を参考にしてください。
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【体験談】40代50代転職活動でブラック企業を見分ける方法
まとめ:面接1回の企業に不安を持ったら専門家に相談しよう
一般的に2~3回行われる採用面接を1回で終わらせて内定を出すということは、企業側に何か事情があるはずです。
その事情の背景を十分に調査することが、転職活動を成功させるためにはとても重要ですね。
調査して少しでも不安になったら、転職の専門家に相談しましょう。
転職エージェントは無料で相談に乗ってくれますよ。
おすすめの転職エージェント
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